フィレンツェに何日居たのか全然記憶に無い。
仕事をした記憶も無いから、一人で街をさまよっていたのだと思う。

イタリア人に道を聞くと面白い、みんなまともな顔で親切に教えてくれるのだ
知らん振りされた事は一度も無かった。

イタリア語は英語やフランス語と違い、面倒臭い発音など必要ない
カタカナ読みをそのまま云えば通じてしまう。
メチャ楽だ、撮影の中でイタリアの刑事と話す場面があり台詞を日本語カタカナ読みで
話した・・・直された・・・う~ん、道を聞くのとは違う(~_~;)

で、熱心に道を教えてくれるのだが、聞くだびに他のイタリア人は違うことを云う
誰の言うことを信じたらいいんだ\(◎o◎)/!

添乗員に理由を聞いた。そうしたらイタリア人というのは
聞かれたら、知らなくても熱心に教える国民性なんだそうだ・・・たのむよ(~_~;)

で、何を探していたのかというと、美術館だ。
ローマでは美術館めぐりをしようなどと一度も思わなかったが
これがフィレンツェでは絵を見たくなる。

どの美術館に行ったのか忘れてしまったが、衝撃はしっかり残っている。

これまで私が日本で見た美術館というのは、美術館という建物に絵画が展示されている。

フィレンツェの美術館は建物全部が絵画なのだ。
壁画から天井画から何から何まで絵画の空間なのだ\(◎o◎)/!

これには圧倒される、日本では決して体験できない。

それになんとキリストに関係した絵画が多いことか!
約8割がキリストを題材にした絵だ・・・

2000年前に存在した男がこれほどの影響力を持っているとは、ただ驚くしかない。

八百万の神を信奉してきた日本人には及びも付かないことだろう。

フィレンツェに関しての写真等は、Renさんが探してくれたのでそちらを見てください。

楽天的で大雑把なイタリア人から、あれだけ素晴らしい彫刻や彫金やファッションが生まれる
面白いね~~(^^♪

                                     つづく