院内新聞春号が出ました！
また是非、お読みください！
最近、ＭＲＩ検査って流行ってませんか？？
当院の患者さんでも、よくＭＲＩ撮影のため
矯正装置を一時的に外して欲しいと言われます。
どこの部位を撮るの？と聞くと「足」とか「腕」とか・・・
まあ頭部付近を撮影する際は、画像に乱れが出ると
読影に問題があるので外しますが、
とにもかくにも器具を外すように指示されるのは
困りものですね。
というわけで、ちょっとＭＲＩに対して八つ当たり的に
なっていたりしたのですが・・・
今回、人生初の脳ドックを受診することにしました！
なにを隠そう、我が速水家は脳疾患の宝庫でして
祖父を始め、叔父二人に私の父を含め全員が
脳梗塞、脳出血の経験者。
というわけで、年を重ねるにつれ不安が募ってきます。
そこでこの度紹介いただいたのが、「七条武田クリニック」！
http://www.nanajotakeda.jp/index.html
ここには昨年出たばかりの最新式のＭＲＩが導入され、
撮影時間ならびに撮影時の音が大幅に改善されてます。
本日の休診日を機に、予約して行ってきました！
簡単な問診の後、身長体重やお腹周りを計ります。
ぎりぎりメタボでは無いと言われ一安心。
血圧、脈拍、体温では健康そのものと太鼓判！
気持ちが高まってきますね！
で、棺桶のようなＭＲＩ装置に横たわり、撮影開始。
短くなったとはいえ30～40分ほどでした。
ま、寝てましたけどね。（寝れるくらい音は気になりません）
結果発表！！
脳外科学会専門医によると、「全く問題なし！」
でした。いまのところはね。
血管の瘤や詰りもないそうで、安心しました。
ただ、気になる言葉も・・・
「じゃっかん脳が委縮してる感じもあるような・・・」
え？それって若年性認知症とか？？
「いえいえ、個人差の範囲ですけどね」
ほっとして良いんだかどうだか？
まとにかくは、しばらく安心して仕事に向かえそうです。
みなさんも頭痛やめまい、また物忘れなど
気になりだしたら、早めの脳ドックをお勧めします。
こんなに簡単なものだとは知りませんでした。
やはり医療機器の進歩は目覚ましいものですね！
七条武田クリニック様、ありがとうございました！
今週の火・水・木と学会のため仙台に行ってきました。
矯正歯科を専門開業している臨床家の学会で
試験管の中の実験結果などは一切なし。
実際の治療をどのようにしていくべきかについて
掘り下げられるだけ掘り下げる学会です。
まさに明日からの診療に直結したものなので
身になることが多いのが特徴です。
私はこの学会の編集委員を仰せつかっているので
学会のみならず、委員会出席も兼ねて行ってきました。
今回の発表では、矯正歯科治療における抜歯・非抜歯
について掘り下げたものが興味深かったです。
実際に自分が感覚的に思う抜歯基準と、実際に
満足いく治療結果での抜歯基準にズレがあることが
わかりました。
もちろん感覚で抜歯・非抜歯を決めているわけでは
ありませんが、今後さらにエビデンスに基づいた
治療計画が必要となるでしょう。
また矯正用インプラントの効果的な使い方についても
今までのアイデアと違うものを仕入れることができました。
さらには最近特に多くなってきたと感じる「先天性
欠如歯」ですが、その原因を遺伝子レベルで研究したり
また乳歯を保存するのか抜歯するのかなど治療計画の
立案について大いに学ぶことができました。
少し羨ましいと思ったのは、歯科医師だけでなく
スタッフによる学会発表が盛会だったことです。
しかもその内容が、ＭＦＴ（口腔筋機能訓練）をはじめ
態癖や歯科疾患予防プログラム、患者さんの
治療満足度アップのための手法など、多岐にわたり
スタッフのレベルの高さに驚きました。
本当に充実した時間を過ごすことができ、早く自分の
クリニックにもどって、治療に活かしたいと思うほどでした。
さ、これからも頑張るぞー！！