3歳の息子に学んだ成功するための絶対条件 〜◯◯に感謝をしよう!〜 | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

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イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

3歳1ヶ月になった息子はやですが

 

最近は、大きな岩によじ登って飛び降りたり

斜面を駆け上がったり駆け下りたり

ジャングルジムのてっぺんまで登ったり

 

かなりダイナミックな遊びを

好むようになってきました。

 

でも、好奇心に任せて無茶をしていた

1、2歳代の頃とはちょっと違い

 

飛び降りられるかを目で見て測ったり

次の動きをシミュレーションしてみたり

最初はゆっくり慎重に下りてみたり…と

彼なりに試行錯誤している姿が見て取れて

 

普段はママに甘えてばかりの息子も

なんだかんだ言って成長しているんだなと

しみじみ感じています。

 

 

《息子の果敢なる挑戦の結果は!?》

 

さて、そんなこともあり

先日、いつもより少し足を伸ばして

大きなアスレチックのある公園へ行ってみました。

 

初めての遊具にも慣れてきた頃、息子は

高さ1メートル20〜30センチはある

木のデッキ部分から下をチラチラ覗き始めました。

 

どうやら、そこから飛び降りたいみたいです。

 

何度かチャレンジしようとするものの

さすがに正面から飛び降りるのは

無理だと思ったようで

 

今度は後ろ向きになって

デッキに手をかけて

片足ずつ下り始めました。

 

当然ながら足はつかず、宙吊り状態。

 

 

その後どうするのかなぁ

そろそろママに助けを求めてくるかなぁ

と思って見ていたら

 

息子は、意を決したように

手を離して飛び下りたのです。

 

着地は、見事に大失敗!

 

足をついたものの

勢い余って後ろに転がり

頭を打って大泣きしました。

 

息子の頭を撫でながら

3歳には無謀すぎるチャレンジだったかなぁ

と思いつつも

 

彼なりに色々と頭を働かせて

果敢にも最後までチャレンジした

 

そんな息子の姿が何だか立派に思えました。

 

 

《失敗に感謝をしよう!》

 

これがもし自分だったらどうだろう

と考えてみると

 

やってみたい気持ちがあったとしても

万が一転んで痛い思いをしたら嫌だし

そんなカッコ悪い姿を誰かに見られたら恥ずかしい

 

そう思って、そもそもチャレンジ自体

することはなかっただろうと思います。

 

それが、賢い大人の考え方ですよね。

 

過去の経験や記憶に基づいて

上手にリスクを回避していけば

 

痛みや恐怖を感じることもないし

恥をかいたり自分の未熟さを思い知ることもない。

 

でもその代わりに

そこには大きな飛躍や成長もない。

 

そうやって、多くの大人は

何か大きなことを成し遂げる夢を見ながらも

 

失敗を恐れて行動を起こすことができず

現状維持に甘んじるのではないでしょうか。

 

 

私がフランス語を学んでいるFDSには

人生を真剣に変えたいと思う人のための

特別な講座があるのですが

 

その中で、先生が以前

こんなことを言っていました。

 

人は、自分を進化させたいと口では言いつつ

実は現状維持しか考えていない。

 

実際に行動して、失敗の痛みを受けて初めて

自分自身のことを真剣に考え始める。

 

そして、とにかく素早く行動して、

何度も何度も失敗するうちに

 

失敗こそが自分を一番成長させるものだ

ということが実感としてわかり

 

「失敗よありがとう」と言えるようになる。

 

その境地に達することが

成功への唯一の鍵なのだ、と。

 

その先生自身も、フランス語スクールを

作るまでの間はもちろんのこと

今でも日々失敗の連続なのだそうです。

 

「失敗は成功の母」というのは

これまで耳にタコができるくらい

聞いてきた話ですが

 

どこか、失敗はやっぱり嫌なもの

成功のために仕方なく受け入れるもの

という意識が抜けなかった私にとって

 

「失敗に感謝する」という考え方が

ものすごく新鮮に心に響いたのを

よく覚えています。

 

そして、そう思えるようになるためには

3歳の息子を見習って、

 

失敗への恐怖や恥を忘れ

何度でもチャレンジし続けることが

大切なのだと改めて感じました。

 

 

痛い思いをしたのだから

もうあの公園には行きたくないかな

なんて思っていましたが

 

家に帰って来るなり、息子は

「またアスレチックやりたーい」

とニコニコしながら言っていました。

 

彼にとっては、失敗の痛みよりも

やろうと決めた挑戦を最後までやり遂げた

達成感の方が大きかったのかもしれませんし

 

もしかしたら、次はこうやってみよう

という成功への道筋が見えたのかもしれません。

 

あるいは、単純にアスレチックが

楽しかっただけなのかもしれませんが。

 

いずれにしても、頭を打ったくらいじゃ

全然へこたれないところは

大したものだと思います。

 

私自身、ここ最近を思い返しても

 

新しい遊びをしようとせっかく準備したのに

子供たちに見向きもされなかったり

 

新しいレシピに挑戦してみたものの

何だかおかしな味付けになってしまったり

 

ママ友に良かれと思って言ったことが

その場を微妙な空気にさせてしまったり…

 

家事も育児も人間関係も

日々失敗の連続です。

 

また、勉強もしたいし、ブログも書きたいけど

何だかバタバタして思うように進められない

 

そんな、段取りや時間管理で

失敗することもしょっちゅうです。

 

でも、これからは

その1つ1つの失敗が

水であり、光であり、

 

自分なりの花を咲かせるための

自然の恵みであると思って

丁寧に向き合っていこうと思います。

 

そして、質だけでなく量も大事。

 

失敗しても、何度でもチャレンジして

学び続けていきたいと思っています。

 

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

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