語学学習に伸び悩みを感じているあなたへ。外国語を丸ごと食べてレベルアップする方法とは? | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

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イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

 

「多くの人は、1億円の入った宝箱が

目の前に落ちているのに気づかない。

気づいて見えているはずなのに手を伸ばさない。」

 

先日、こちらの記事に寄せていただいた

FREIHEITさんのコメントを拝見していたら

こんな言葉を思い出しました。

 

これは、私のフランス語の先生が

以前言っていた言葉なのですが、

 

要は、チャンスを自分のものにするには

いかにアンテナを張ってその可能性に気づくか、

 

そして実際に行動してその可能性を

現実のものにするかが大切だということです。

 

最近、仏検を受けることを決めて

語学学習アンテナの感度が高まっていた私は

 

思いがけず、多言語習得の専門家のアドバイスを

聞くことができるチャンスに恵まれました。

 

その中で

「語学が確実にレベルアップする方法」

について語られた部分がありましたので

ご紹介したいと思います。

 

語学学習をしていらっしゃる方はもちろん

 

将来、外国語を勉強する子供に

アドバイスをしてあげたいと思うママさんも

必見です!

 

 

《語学学習とは他人の言葉を食べること!?》

 

井上大輔さんという方をご存知でしょうか。

 

上智大学の大学院で

多言語習得理論を研究されている方で

 

・英会話をなんとかしたい人の捨てる英語勉強法

・フランス語会話フレーズブック

 

をはじめ、スペイン語やイタリア語の学習書など

数々の書籍を出版されており

 

SLA「武器としての多言語習得」

という講座もやっておられるので

 

ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

 

井上さんのコンサルタントを受けるには

1時間15000円もかかるそうなので

 

今回、無料でお話を聞くことができて

本当にラッキーだったと思います。

 

さて、そんな外国語学習のプロが語る

「語学が確実にレベルアップする方法」

とは何か言ってしまいますと

 

それは

外国語の原書を書き写すこと

です。

 

日本人向けに作られた

会話例文集のようなものではなく

 

例えば、ソムリエになりたいなら

ソムリエの人が実際に書いた本や

ワインの専門書など

 

洗練された大人の話し方を身に付けたければ

「輝くフランス人女性のインタビュー編」の

スクリプトでもいいそうですが

 

とにかく、変に加工されていない

そのままの外国語を手で書き写すことで

必ずレベルアップできると井上さんは言います。

 

え〜、何だか面倒臭そう…

 

それに、ただ書き写すだけじゃ

応用がきかないんじゃないの?

 

と思いますよね。

私も最初はそう思いました。

 

でも、外国語を学ぶことの本質は

他人が実際にやり取りしている言葉を

自分の中に取り入れることであり

 

単語や文法を暗記して

表面的に理解したつもりになって

 

日本語の発想や日本人の思考法のまま

外国語を使っていても

絶対に伸び悩む時期が来る。

 

生の外国語を書き写して

その独特の発想や思考法、

論理関係、比喩の使い方など

 

すべてを丸ごと食べて

いったん自分の体の中に通すことによって

本当の意味でその言語を理解することが

できるようになるのだ。

 

と井上さんは言います。

 

 

《英語が得意になった時、私もやっぱり食べていた》

 

自分が英語を勉強していた時のことを思い出し

なるほどな、と思いました。

 

私が今までで一番英語が伸びたと感じたのは

 

英語を習い始めた小学校6年生から

英検準1級を取った高校3年生までの

約6年間です。

 

それは、若かったから

勉強時間が多かったから

というのももちろんありますが

 

その6年間は、ちょうど

母の友人が先生をしていた英語教室に通い

「英語劇」をやっていた時期でした。

 

「赤ずきんちゃん」に「ヘンゼルとグレーテル」

「ランペルシュティルツキン」「若草物語」など

 

まずは単語や文法事項を調べて

一文一文訳しながら精読し

 

お話を全て理解できたら

テキスト全体をノートに書き写し

 

毎日、物語のCDを聞いて

セリフやナレーションを丸暗記し

 

最後に配役を決めて

両親たちの前で劇の発表をする。

 

そんな勉強をずっとしてきました。

 

物語全体を完全に理解した上で

登場人物になりきって演じるというのは

 

まさに井上さんがおっしゃっていた

「他人が実際に使っている言葉を

自分の中に取り入れること」そのものです。

 

こうして知らず知らずのうちに

英語特有の思考法や論理関係など

深いレベルでの理解が進んだことで

 

覚えた単語や文法の知識も

もっと柔軟に使いこなせるようになり

 

結果、英語力が大きくレベルアップ

したのではないかと感じました。

 

 

私も早速、フランス語のスクリプトの

書き写しを始めてみたのですが

 

ただ書き写しているだけのはずなのに

これが結構大変なんですね。

 

1パラグラフ、映像にしてほんの数十秒から

1分くらいの部分を書き写すのに

10分、15分とかかってしまう。

 

腕が疲れるというのもあるのですが

 

手で書いていると、嫌でも一文一文、

一語一語に集中しなくてはならず

 

知らない単語、曖昧だった文法項目、

動詞の活用形や、論理的なつながりや、

比喩の使い方などのよくわからない部分が

やたら気になってしまうんです。

 

でも、わからないことに気づくのが

学習の第一歩とも言われるように

 

この理解できていない部分を1つ1つ

咀嚼して自分のものにすることで

 

確実にレベルアップできるだろうな

という予感がしています。

 

普段はつい、飲むだけのお手軽な

野菜ジュースやサプリを選んでしまいがちですが

 

たまには生野菜のサラダを食べて

顎の力や胃腸の働きを鍛えなくちゃいけませんよね。

 

そんな気持ちで、これからも

1日15分のフランス語書き写しを

続けていきたいと思っています。

 

ワンランク上の語学力を目指すあなたも

ぜひやってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

☆ FREIHEITさんのコメントには

いつも自分自身のことを色々考える

良いきっかけをいただき、感謝しております。

 

FREIHEITさんのブログ記事の中に

「最高の夫婦の会話」を見つけましたので

ぜひご覧になってみてください。↓

 

リラックスしてパワー全開!

「ジャンプ」

 

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

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