続・とあるパン屋さんの話 | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

先日、こちらの記事の中で、

まもなく閉店してしまう

職人のパン屋さんの話をしました。

 

 

その時食べた塩パンの

美味しさが忘れられず、

 

今日、もう一度そのお店へ

パンを買いに行きました。

 

ところが、開店してから

1時間くらいしか経っていないのに

 

看板メニューの塩パンは完売。

 

他のパンを補充するため、

お店の方が慌ただしく

厨房とお店を行き来していました。

 

すると偶然、厨房の奥から

パン屋のご主人が出てきました。

 

とても物腰が柔らかい感じの

ニコニコした素敵なおじさん。

 

娘を前に抱っこしながら

パンを選んでいた私に

 

「取りにくい物があったら

遠慮なく言ってくださいね。」

 

と、優しく声をかけてくれました。

 

お店の張り紙の文面から

想像していた職人さんとは

全然違っていました。

 

「どこかに移転されるのではなく、

お店を閉めてしまわれるんですか?」

と聞いてみたところ。

 

「最初はそのつもりでしたが、

たくさんのお客さんに

お店を続けてほしいと言っていただいて、

 

時期も場所も全く決まっていませんが

少し休んだら、また必ず

お店を出そうと思っています。」

 

とおっしゃっていました。

 

職人さんの信念は

完全に折れてしまった訳では

ありませんでした。

 

また、職人さんの想いや

品質の良さをきちんと見ている

お客さんもたくさんいることを知って

とても安心しました。

 

 

今日はお目当ての塩パンは

買えなかったけれど、

 

また近い将来、

この職人さんのパンに出会える日を

とても楽しみにしています。

 

 

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

 

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