パパは仕事や付き合いで
いつも帰りが遅い。
家にいても、家事や育児を
全然やってくれない。
私の周りのママさんたちや、
ブログの読者の方々から、
こういった悩みを本当によく聞きます。
我が家のパパは、
わりと帰宅も早いですし、
家事や育児をやってくれる方なのですが、
それでも、飲み会が続くと
つい嫌味を言ってしまったり、
夜中の授乳や子供の夜泣きで
こっちは何度も起きているのに、
隣でぐーぐー幸せそうに
寝ている姿を見ると、
イライラして、
叩き起こしてやろうかと
思ってしまうこともありますから、
パパへ不平不満を言いたくなる
気持ちはすごくよくわかります。
でも、子供にとっては
どんなパパであっても
世界でたった１人のパパですから、
子供がパパのことを好きになり、
パパを尊敬してくれるような、
そんな言葉かけができたらいいですよね。
フランソワーズ・ドルトーの
育児相談ラジオ番組の中で、
「パパが不在の時に、
ママは子供にどのような
言葉かけをするのが望ましいか」
というポイントについて
語られている部分がありますので、
ご紹介したいと思います。
（ドルトーって誰？と思われた方は、
こちらの記事をご覧ください。）
《子供がパパを好きになる言葉かけの３つのポイント》
１、パパが不在の時も
パパの話をすること
パパの仕事が忙しい、
あるいは職種などによって、
なかなか子供が起きている時間に
帰れないということもあると思います。
すれ違いの生活になってしまい、
何日間も、パパが子供と
まともに顔を合わせていない
なんて悩みもよく聞きます。
そんな時、「休みの日には
いっぱい遊んでもらえるからいいか」と
あまり軽く考えない方がいいそうです。
子供と大人では
時間の流れが違うと言われ、
２、３日が、子供にとっては
２、３週間に当たるくらい
とても長いのだそうです。
なので、パパが不在の時には、
・こういう仕事をしていて
・ちゃんと子供たちのことを想っていて
・いつ帰ってくる
ということをきちんと言葉で伝え、
ママの言葉の中で、
パパが存在し続けるように
する必要があるのだそうです。
２、「パパに言いつけるよ」
と言って脅してはいけない
私自身も、子供があんまり
いたずらばかりしていると、
「パパに怒られるよ」
なんて言ってしまうことがあるのですが、
これは良くないそうです。
子供は子供なりに、
やっちゃいけないということを
ちゃんと理解しています。
「パパに言いつける」と脅すことで、
その罪の意識と
パパが帰ってきたらという観念とを
無意識的に結びつけてしまい、
実際、パパが帰って来た時に、
パパに会えたことを素直に
喜べなくなってしまうのだそうです。
３、パパを除け者にしてはいけない
２のように脅すのは
もちろん良くないのですが、
そうかといって、
子供が困った行動をしたことを
パパに全く報告しないというのも
また問題です。
パパに報告する必要があることかどうか、
判断の基準はその家庭によって
様々だとは思いますが、
パパに報告すべき重要な問題が
起きたような場合には、
ママは子供に嘘をつくことなく、
「パパに報告して、
どう思うか聞いてみようね。」
「どうしたらいいか、
パパにも相談しようね。」
という感じで、
パパはママにとっての助言者であり、
子供の問題を一緒に解決する
責任者でもあるということを
子供に教えてあげることが
大切なのだそうです。
＊
私の友人のＳさんは、
フランスで子育てをしておられるのですが、
娘さんに「パパ大好き！」と
思い続けてもらえるように、
いつもパパの尊敬できるところを
たくさん話していたそうです。
そのおかげで、
大人になった娘さんの理想の男性は
「お父さん」なのだとか。
とても素敵ですよね。
私も、息子には
パパのような立派な大人に
なりたいと思ってもらえるよう、
娘には
パパのような素敵な男性と
結婚したいと思ってもらえるよう、
パパの良いところを
たくさん伝えていこうと思います。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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