秘密のパリへ連れてって ~マラソンコースから見えるパリ・その2~ | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

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イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

こんにちは、HAYAママです。

今週の「秘密のパリへ連れてって」のテーマは、
Paris vue depuis le parcours
du marathon – Partie 2
(マラソンコースから見えるパリ・その2)
です。

先週に引き続き、セバスチャンさんが、
いつも走っているコースから見える
パリの様々な景色を紹介してくれました。

その中で、私が一番気になったのが、
le Palais Royal(パレ・ロワイヤル)です。

その名のとおり、かつての「王宮」で、
今は国務院が入っていて非公開だそうですが、

その宮殿の奥にある、回廊に囲まれた中庭は、
誰でも自由に散策することができ、
パリのオアシス的な場所になっているそうです。



もともとパレ・ロワイヤルは、17世紀、
ルイ13世の宰相としてフランスを動かしていた、
枢機卿リシュリューの館でした。

彼の死後、館は王族に譲られ、
幼少時代のルイ14世がここへ移り住んだことから、
「王宮」(パレ・ロワイヤル)と
呼ばれるようになったそうです。

その後、王宮がヴェルサイユに移ったことで、
パレ・ロワイヤルは寂れてしまいますが、

ルイ16世の時代に、フィリップ・ドルレアン
(フィリップ平等公)という人物が、
中庭の回廊を改装して、アーケード付きの
ショッピングセンターに変えました。

回廊にはレストランや商店ができ、
警察の立ち入りが禁じられたことで、
革命家たちのたまり場にもなり、

また、パリ一の盛り場として
流行の発信源ともなり、
フランス革命にも大きな影響を与えたのだそうです。

現在も、回廊にはアンティークの銀食器のお店、
鉛製のおもちゃの店、勲章を売る店などが入っていて、
18世紀から時が止まったかのような商店街を
見ることができるそうです。

それと同時に、
現代的なオブジェがあったり、
現代美術の展示なども行われたりして、

古きものと新しきものの融合、
あるいはコントラストを楽しめるのも、
パレ・ロワイヤルの魅力なのだそうです。



これまでパリには3回行きましたが、
まだまだ行ったことのない
こんな素敵な場所があったなんて。

次にパリへ行った時には、
ぜひ訪れてみようと思います。


《今週の気になる単語・フレーズ》

C’est couvert et quand il pleut
comme aujourd’hui,
on n’est pas mouillés.
(天井で覆われているので、
今日のように雨のときは
濡れないで済むのです。)

前回の記事で、
「質の良い創造活動をするために運動する」
と宣言した以上、やらないわけにはいきません。

さっそく、スクワットを
毎日の習慣にすることにしました。

雨や暑さを理由にサボれないですし、
ちょっとした隙間時間に気軽にできるから、
と思ってスクワットを選んだのですが、

ちょっと調べてみると、
正しいフォームや呼吸法でやれば、
ものすごくダイエット効果が期待できる、
まさに「キング・オブ・エクササイズ」
なのだそうです。

スクワットたった15回で、
腹筋500回と同じだけの筋肉量を
つけることができるそうで、

だいたい1日15回×3セット程度を
毎日続けることで、

筋肉をつけて基礎代謝を上げるため、
お腹から下半身にかけて、
きれいなボディラインを作れるだけでなく、
太りにくい体を作れるのだそうです。

確かに、フォームと呼吸法を意識して
ゆっくり15回やると、太もものあたりに
ものすごく効いている感じがします。

慣れてきたら負荷をかけるとよいと
書いてあったので、最近は、
7kgになる娘を抱っこしながら
やったりもしています。
これはかなり効きます…。

素敵な創造活動をしつつ、
素敵なボディラインを保つママを目指すべく、

これからも頑張って
運動を続けて行きたいと思います。


《解説授業のポイント》

今回、特に勉強になったのは、
道案内をする時のフランス語です。

① Je pars du IXe, de la rue des Martyrs,
(9区にあるマルティール通りから出発し)

② Je passe devant la Bourse,
(ブルスの前を通過し)

③ Je prends le passage Vivienne,
(パッサージュ・ヴィヴィエンヌの中を通って)

④ J’arrive sur la place du Palais Royal,
(パレ・ロワイヤルの広場に着いて)

⑤ Je rentre dans le Louvre,
(ルーヴル美術館の敷地内に入り)

⑥ Je descends sur les quais de Seine,
(セーヌ川沿いに降りていき)

⑦ Je vais jusqu’à la gare d’Austerlitz,
(オーステルリッツ駅まで行きます)

⑧ Je vais un petit peu plus loin,
(少し遠くまで行くか)

⑨ Je m’arrête un petit peu avant,
(その少し前で止まって)

⑩ Je repars dans l’autre sens,
(反対の方角に引き返すこともあります)

⑪ Je traverse de l’autre côté de la Seine,
(その際は、セーヌ川の反対側に渡り)

⑫ Je passe sur la rive droite,
(右岸を通って)

⑬ Je reviens par le Marais,
par la rue du Faubourg Montmartre.
(マレ地区を抜け、
フォーブール・モンマルトル通りを
通って戻ってきます)


このように見ると、
私もよく知っている初級単語でも、
十分道案内ができることがわかります。

日本語でもそうだと思いますが、
同じ意味の言葉でも、色々な単語を使った方が、
臨場感を持ってわかりやすく伝えることが
できますよね。

特に、「同じ単語の繰り返しを避ける」という
特徴が顕著なフランス語では、なおさら、
こういった表現の幅を広げることが
大切になるのだと思います。


それでは、次回の映像も楽しみにしています。



最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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