エンジェル・レッスン1 ~「Angel」の塗り絵をする~ | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

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イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

こんにちは、HAYAママです。

「エンジェル・レッスン」に沿って描いた絵の
ブログへの掲載の可否について、

きたのじゅんこ先生の事務所に
確認が取れましたので、
さっそく、レッスンを始めたいと思います。


Lesson1の課題は、
「Angel」という絵の塗り絵をすることです。

オリジナルの天使画を描くレッスンなのに、
塗り絵をするの…?
と思われる方もいるかもしれませんが、

画力に全く自身のない、素人の私は、
最初のレッスンが塗り絵ということで、
なんだかホッとしました。

大人のための塗り絵が流行りだして
もう久しいですが、

いまだに本屋さんには
たくさんの塗り絵の本が売っていますし、

ただの趣味にとどまらず、
認知症予防や、自律神経を整える効果などが
科学的にも証明されており、
塗り絵セラピーとしても
活用されているのだそうです。

絵を描こうと思っても、
デッサンがうまくできないと
なんだか面白くなくなってしまったりしますが、

塗り絵なら、デッサン力がなくても、
気軽に美しい絵を完成させることができるので、
ハードルが低くなりますし、その割には、
完成したときの満足感も十分ありますよね。

そんなところも、塗り絵人気の
理由の1つなのではないかと思いました。


さて、今回は、特に何も考えず
自分なりに自由に塗ってよいということなので、
さっそく、やってみました。

出来上がりの作品がこちら↓


うーん… 改めて見ると、
小学校の頃からレベルがあまり変わらず
お恥ずかしい限りですが、

こんなレベルの低い人でも
絵を楽しんでいるのだから、
私もやってみよう!と
勇気を持っていただければ幸いです。


もちろん、出来上がった作品は
1つとして同じものはないと思いますが、

「塗り方」という点に焦点を当ててみると、
だいたい、次の3つのタイプに
分けることができるのだそうです。

① 繊細でまじめな優等生タイプ
輪郭をきっちり描きこんでから
色を塗り分けていくタイプ

② 個性豊かな漫画家タイプ
比較的白い部分が少なく、
すべての色をしっかり塗り込んでいくタイプ

③ 大らかで大胆なアーティストタイプ
絵の中で重要だと思う要素だけを
際立たせて塗るタイプ

私の場合は、①のタイプでしょうか…。

今回のレッスンのポイントは、
「自分が今知っている、
水彩色鉛筆の使い方を確認する」
というところにありました。

この後、
きたのじゅんこメソッドを知ってから
もう一度同じ絵の塗り絵をした時、
この絵がどのように変わるのか…

Lesson2も
楽しく取り組んでいきたいと思います。


《今日のワンポイント・エンジェル》

大天使ミカエル

エンジェル=「天使」とは、
キリスト教や、ユダヤ教、イスラム教に
登場する「神の使い」のことですが、

7人いると言われている「大天使」の
リーダー的存在として他の天使たちを
束ねる役割を果たしているのが、
大天使ミカエルです。

ミカエルという名前は
「神に似た者」という意味だそうで、

英語ではMichael(マイケル)、
フランス語ではMichel(ミシェル)等々、
各国でよく人名にも使われていますよね。

フランスの世界遺産「モン・サン・ミッシェル」も、
ミカエルのお告げによって建てられた修道院であり、
その屋根のてっぺんには、
聖ミカエルの像が飾られています。

新約聖書の「ヨハネの黙示録」で
悪魔の化身であるドラゴンを退治した
というエピソードから、

西洋美術においては、剣や槍を持って
悪魔(サタン)を倒す姿が描かれていることが
とても多いのだそうです。

・ラファエロ「サタンを倒すミカエル」
・ルカ・ジョルダーノ「大天使ミカエルと叛逆天使たち」
・ブロンズィーノ「悪魔に打ち勝つ大天使ミカエル」
などなど

ちなみに、日本に初めて
ミカエルの名を伝えたのは、
フランシスコ・ザビエルなのだそうです。

まあ、キリスト教を初めて伝えた人ですから、
当然といえば当然かもしれませんね。


エンジェルや神話の世界、
絵画などに興味のある方は、
こちらの記事
よろしければご覧ください。


Lesson2につづく