秘密のパリへ連れてって ~サンマルタン運河沿いの音楽とアートスポット~ | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

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イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

こんにちは、HAYAママです。

今週の「秘密のパリへ連れてって」のテーマは、
Musique et coins artistiques au bord du Canal Saint-Martin
(サンマルタン運河沿いの音楽とアートスポット)
です。

先週に引き続き、
案内役のRaïssa(ライサ)さんが、

「Le Comptoir General」という
お気に入りのカフェバーや、

サン・マルタン運河沿いにある
公園、映画館、博物館など
様々なスポットを紹介してくれました。

前々回までのレイモンさんの
アカデミックで高度なフランス語に比べ、
理解しやすくなったという声も多く聞かれましたが、

私自身は、初級者だからということもありますが、
レイモンさんとはまた違った難しさを感じました。

それは、子音をあまりはっきり発音せず
さらっと流れて行くようなライサさんの話し方は、
聞き取るのがとても難しく感じましたし、

論理的というよりは、普通の会話のように、
思いつくままに話しているという感じなので、
話の切れ目がわかりづらく、
要点を理解するのも苦労しました。

当然のことではありますが、
人それぞれ発音や話し方の特徴があるわけで、

実際にフランス語を使って
人とコミュニケーションをとるためには、

そういった様々なタイプのフランス語に
できるだけたくさん接して慣れていくことが
大切なのだと改めて感じました。


《今週の気になる単語・フレーズ》

vide grenier
(ガレージセール)

英語のガレージセールは、
「車庫の片づけ売り」という意味ですが、

フランス語では、
・vider(動):空にする・中を抜いてきれいにする
・grenier:屋根裏・納屋
「納屋の片づけ売り」と表現するんですね。

日本では、フリーマーケットと言うのが
一般的ではないでしょうか。

ちなみに、このフリーマーケットという言葉、
蚤の市を意味する英語「flea market」から
来ていることは有名だと思うのですが、

「flea market」というのは、
パリ郊外のポルト・ドゥ・クリニャンクールで開かれる、
中古品の露店市「marché aux puces」の
訳語なんだそうです。

ノミがついているような古物を売るところから
蚤の市という名がついたのだとか。

もともとフランス語由来だったとは、
全然知りませんでした。


《解説授業のポイント》

今回は、人に何かを勧めるときの表現を
色々紹介していただきました。

前置詞 à 「~しなきゃ」
強制ではないけれど、
「絶対おすすめ」というニュアンス
C’est à faire!(するべきだ)
C’est à voir! (見るべきだ)

devoir 
義務や命令のニュアンスが強くなるので注意が必要
Tu dois aller!
(君は行かなくてはいけない → 実際は「行きなさい」)

Ça vaut le coup de + V: Vする価値がある
Ça vaut le coup de voir ce tableau.
(その絵は見る価値がある)

conseiller de + V: Vすること勧める
Je vous conseille de tout lire avant de le jeter à la poubelle!
(ゴミ箱に捨ててしまう前に全読することをお勧めします)


それでは、次回も楽しみにしています。