新生児黄疸ってご存知ですか? | フランス流自分らしい子育てで、ママも子供も笑顔になろう!

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イヤイヤ期の息子に振り回されてばかりだった私に、あるフランス人のママが教えてくれました。「ママが夢を叶えて幸せに生きている姿を見せることで、子供は安心して成長していけるのだ」と。ママが幸せになるための秘密がつまった「フランス流」の魅力をお伝えしていきます。

こんにちは、HAYAママです。


お子さんのいる方は、一度は聞いたことがあるかもしれませんが、

赤ちゃんの肌や白目が黄色っぽくなる症状のことです。


お腹の中は酸素が少ないので、赤血球がたくさんありましたが、

生まれると余分な赤血球が壊されて、ビリルビンという黄色い色素になります。


赤ちゃんは、このビリルビンを体外に出す働きが未熟なので、

体内にたまって、皮膚が黄色くなってしまうというわけです。


このように、多かれ少なかれ赤ちゃんには見られる生理的現象であり、

特に重い病気というわけではないのですが、


黄疸の数値が高いまま放置しておくと、

 ・ 赤ちゃんが疲れやすくなったり、

 ・ 母乳やミルクの飲みが悪くなって体重が増えなかったり、

 ・ 最悪の場合には、小児麻痺の原因になることもあるそうです。


そこで、黄疸の数値が基準を超えると、光線療法という治療を行うことになります。


うちは、一人目のはやの時も、二人目のあやの時も、

数値が基準を超えてしまい、この光線療法を受けました。


治療は、

 ・ 大きなばんそうこうのようなもので目隠しし、

 ・ おむつ一丁で保育器に入れられ、

 ・ 青い光線(紫外線)を24時間あてます。


イメージは、まさに「日焼けサロン」そのものです。


翌日、数値が下がっていれば、保育器から出て経過観察、

さらに翌日、数値が上がっていなければ、退院となります。


そして、1週間後、小児科で再検査をし、

数値が基準を超えていれば、また同じ治療を繰り返します。



ママの退院診察が終わり、「退院おめでとう」なんて言われた矢先に、

「赤ちゃんだけ3日間病院で預かります」なんて言われるものですから、

それはそれは、切ない思いをしました。


また、入院中は、病院の授乳時間に合わせて子供におっぱいをあげに行ったり、

家で母乳をしぼって冷凍させたものを届けたりしたのですが、

これも、産後の体にはなかなかの負担になりました。


さらに、うちの子は二人とも、1週間後の検査で再度数値が上がってしまい、

2回目の日サロ行きとなりました。


それでも、二人とも無事退院し、全く問題なく育っています。



はやが大丈夫だったので、たぶん大丈夫だとは思いますが、

あやが3回目の日サロ行きにならないことを祈りつつ…


来週、再度黄疸の検査をしに行ってきます。