シューベルトの5番 2018/03/04 | 葉山美優の名曲喫茶☆レコード生活

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カールベーム指揮のこのレコードは愛聴盤である。何回聴いたかわからない。何十年か前、FMかなにかで聴いて是非このレコードを欲しいと思いレコード屋へ行った。カール・ベーム指揮のこのレコードと別の人の指揮のレコードの2種類が置いてあった。どの指揮の演奏が良いかと言うこともわからなかったのでドイツグラモフォンで立派な見開きジャケットのカール・ベームの方を購入したのだった。もう一枚のレコードは誰の指揮だったのか、FMで聴いたのは誰の指揮だったのかは今となってはわからない。憶えているのはもう一枚は1300円くらいの簡素なジャケットで本レコードは2500円くらいだったと言うことくらいだ。1000円以上違うのにカール・ベーム版を購入したのは、ドイツグラモフォンのレコードに憧れがあったからかもしれない。丁寧に扱い聴いていたのだが、後になりわずかな雑音が出るようになって来ていたので、もう一枚買おうと思い、同じカールベームの指揮するレコードを購入した。驚いたのは全然違う演奏だったことだ。もともと購入したのは昭和41年の録音、新しく購入したのは昭和54年の録音と録音時期が違う。衝撃が強すぎて昭和54年版レコードはしばらく聴かなかったのだが、ようやく形容できるようにはなって来た。なお、その後予備として昭和41年版は改めて購入した。この曲は他にはブルーノ・ワルターとカラヤンも持っているのだがやはり昭和41年版のカール・ベームが一番好きだ。