こんにちは、マチ子です
年の瀬にうれしいニュースが、
立て続けに飛び込んできましたね
↓これが、今月26日
↓こちらが、28日のニュース
いずれも、Nature電子版での論文なので、
もちろん実用化はまだまだ先の話になりますが、
「もうここまで進んでいるのか~!!」
と思うと、やっぱり胸が熱くなる。
リウマチという病気は、それこそ起源前後の時代から
あったと言われるくらい歴史のある病気。
その間、何千年も
効果的な治療が見つかりませんでした。
歴史が動いたのは、
1950年 ステロイドの登場。
この強力な抗炎症薬が、多くの人々の
症状を落ち着かせてくれたのでした。
↓
そして、
1989年 MTXの承認。
ステロイドと違い、MTXはリウマチのための薬。
非常に画期的な薬でしたね。
↓
そして、ご存知
1998年 初の生物学的製剤の承認。
今までの機序とは異なり、免疫反応そのものを
抑える薬が登場しました。
これによって、初期からの治療で用いることで、
関節破壊などが進まず、寛解とも言える人が続出。
↓
そして、ほど近い未来
進んでしまった症状を治す
そもそも免疫反応の原因を治療する薬が
登場するはず!
夢がどんどん近づいてきているのです。
最後に、
上記ニュースの研究者のコメントを引用。
「最近は症状の進行を止めるだけでなく、
改善する治療薬も出ているが、完治はできない。
より効果的で副作用が少ない、
新薬候補を見つけられるようになる」
思わず膝を打ちたくなるほどその通りです。
未来は、こんなにも明るい
皆さん、期待していいと思います。
こぞって、加速するリウマチ薬開発。
ぜひぜひ、頑張ってほしいものですね