リウマチ薬開発がまた一歩進んだ! いいぞ~! | 「リウマチだってこと☆忘れてた~」

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関節リウマチは、200~300人に1人の割合で発生する身近な病気。
特に、働き盛り?年頃?の女性に多く発症します。
「ヒール履きたーい」「雑巾しぼれなーい」「医療費高ーい(?)」…etc

そんな患者さんたちの日々を応援する、元看護師マチ子のブログです♪


こんにちは、マチ子ですドキドキ




年の瀬にうれしいニュースが、

立て続けに飛び込んできましたね!!




↓これが、今月26日

関節リウマチ、新薬開発加速

=関与遺伝子を多数発見-国際チーム




↓こちらが、28日のニュース

関節リウマチを強力に悪化

=新細胞発見、薬開発に期待-東大




いずれも、Nature電子版での論文なので、

もちろん実用化はまだまだ先の話になりますが、

「もうここまで進んでいるのか~!!」

と思うと、やっぱり胸が熱くなる。




リウマチという病気は、それこそ起源前後の時代から

あったと言われるくらい歴史のある病気。

その間、何千年も

効果的な治療が見つかりませんでした。



歴史が動いたのは、

1950年 ステロイドの登場。

この強力な抗炎症薬が、多くの人々の

症状を落ち着かせてくれたのでした。



そして、

1989年 MTXの承認。

ステロイドと違い、MTXはリウマチのための薬。

非常に画期的な薬でしたね。



そして、ご存知

1998年 初の生物学的製剤の承認。

今までの機序とは異なり、免疫反応そのものを

抑える薬が登場しました。


これによって、初期からの治療で用いることで、

関節破壊などが進まず、寛解とも言える人が続出。




そして、ほど近い未来

進んでしまった症状を治す

そもそも免疫反応の原因を治療する薬が

登場するはず!

夢がどんどん近づいてきているのです。




最後に、

上記ニュースの研究者のコメントを引用。



「最近は症状の進行を止めるだけでなく、

改善する治療薬も出ているが、完治はできない。

より効果的で副作用が少ない、

新薬候補を見つけられるようになる」



思わず膝を打ちたくなるほどその通りです。




未来は、こんなにも明るい!!

皆さん、期待していいと思います。




こぞって、加速するリウマチ薬開発。

ぜひぜひ、頑張ってほしいものですね