私は23年の暮れから24年初めにいろんな情報を読み聞いてこれからの10年世界はどうなっていくのかまた日本はどう変わっていくのか世界平和はどうしてできないのか考えてみた一番 まとを得た評論家は「武者陵司リサーチ代表の武者陵氏」の考えだった・・・    その構想と筆者の考えを入れて紹介したい また私から戦争のない、できなくなる世界はここうしてつくるを考る

しばらくお休みにしていましたが再出発します。 今年もよろしくお願いします

Ⅰ)「失われた30年は終わった」2024年の日経平均株価は4万円超えか、新NISAスタートも株価上昇を後押する… 武者隆司談 

昨年は地政学リスクや物価上昇に見舞われながらも、日本企業は円安などの恩恵で過去最高益の更新が相次ぎ、日経平均はバブル後最高値を更新した。今年の日本経済はかなりの楽観シナリオだが最大の要因は、やはり米中対立にあります。日本は長引くデフレに陥りましたが、近年は米中対立で米国が中国依存を断ち切るなか、対立関係を強化する方向に舵を切っています。「超円安」へと反転し、「失われた30年」はもう終わったと見るべきでしょう。 ただ、日本は粘着質なデフレが染みついているので、そこから脱却できるかがカギを握るのが、2月の「春闘」の賃上げです。現在の物価高は原材料高や円安といった“外圧”によるもので良い循環ではない。潤っているのは大企業だけです。  中小企業は苦しく、個人の実質賃金はマイナス。この「二極化」を解消するためには大企業から中小企業、個人へと富が滴り落ちる「トリクルダウン」につながるかどうかがカギを握ります。 

ただ米中対立はどちらかが音を上げるまで続く腰の入った話ですから、その間は日本に追い風が吹き続ける。そう考えると、日経平均株価が2024年には過去最高値を超えて4万円に達すると予想します。早ければ4月頃、遅くても年末までには届くのではないかと見ています。日経平均上昇の重石となるような懸念材料はないでしょうか? 今の株価上昇は円安の恩恵が大きい。にもかかわらず、経団連が円安で苦しむ輸入企業にも配慮したほうがいいと懸念を表明したり、日銀の植田和男総裁が「チャレンジング」という表現で円高誘導の雰囲気を打ち出すような発言をしたりするのは心配。私に言わせれば「なんで追い風を止めるんだ」という話ですよ・・・。やはり4万円は固いですね・・・・

 

 次回は

Ⅱ今後は日米の2強が世界を引っ張る(武者隆司談)

Ⅲ戦争のない世界はこうした技術開発で可能だ(筆者談)