3月31日O-Crestで行われた『ワンマンでGO!!~NEXT STAGE~』を観に行ってきました。
2016年にデビューしたこの舞台で
高村しずく、新田れな、吉岡ひなたの3名が卒業します。
そして同時に新メンバーの発表もされることが告知されていました。
昨年の10月のワンマンLIVEで3月31日に卒業するメンバーがいることが発表されてから半年間。
デビューから見てきた7人体制が終わってしまうことへの寂しさもあり、
ワンマンLIVEが見られることの楽しみよりも
このLIVEが終わったら卒業なんだな
という思いのほうが強くなってしまうLIVEでした。
高村しずく
しずくはずっと泣いてましたね。
メイクが落ちてしまったことについて心配していましたが
10代の女の子がメイク落ちたところで
たいしたことないので大丈夫です。
これが20代のメンバーだったら心配しますけどね(笑)
ソロ曲披露では
音程が外れてしまったことについて後悔していたようですが、
そんなに気にならなかったですよ。
むしろ今までQ-pitchの曲でもっと外していたわけで
うまくなったなと思って聞いていました。
あやちゃんに作ってもらったという衣装もかわいかったし
いいソロステージだったんじゃないでしょうか。
チェキではQ-pitch物語という小説に登場した点について触れました。
もともとえびは登場させる予定はあったのですが
インスタライブで「私は登場していない」という言葉があったので
慌てて考えて登場させたんです。
しずく本人の心情を考えながら1年半の自分が見てきた
見る目が正しかったのかチェキの1分で確認したかったので聞いてみました。
答えは、あっているとも外れているとも言わなかったので
ややかわされた印象でした。
最後の最後に本人が納得のいく構成にできなかったのは申し訳ない。
ちなみに、小説に登場するあやりんのキャラについても
「かわいそうじゃない(笑)」
という話になりました。
この点については、ぶっちゃけ性格が悪いからあんな設定にしているというわけじゃないんですね。
書いてるこちらからすると
中途半端な性格の悪さにするぐらいなら
めっちゃ悪いほうがフィクションであることが伝わるし
正義感の強いあやせを強調するためには
ヒールがいたほうが物語としてはおもしろくなります。
そしてもう1つ。
Q-pitchの特徴として7人の仲の良さがあります。
仲がいいことは仲が悪いよりよっぽどいいです。
お互い助け合ってきたから1年半もの間
誰も脱落せずやってこれたのだと思います。
ただ、僕の心の中にどこか
仲がいい7人組ってつまんなくないか
っていうのがあったんです。
仲がいいのはいいけど、
もう少し競争意識があってもいいのではないか。
でもこういうことは直接言うとトゲがありますから
あくまで小説という形式の中で語ってきました。
ちなみに小説の中で当初予定していたのは
SNSを炎上させまくるキャラだったのですが
いや、これは笑えないな・・・
と思ってやめましたww
ほら、あやちゃんなら明らかに違うなと分かるわけですが
しずくはリアルすぎるので僕のTwitterとかが炎上する可能性もあるので危ないなとww
ともかくなんだかんだ言いながらも
最後までQ-pitchで一番かわいいのはしずくでした。
しずくはまたどこかで会えることを期待しています。
新田れな
本人は
卒業発表以降に特別変わったという印象はない
ということでしたが、
卒業発表以降にインスタの更新も増えたし
LIVE中の表情も明るくなったような気がします。
メンバーがれなちゃんは
よく喋るとか、激怒したことがあるとか
聞く度に意外に感じてしまいます。
できればそういう一面をもう少し早く見たかったなと思って聞いていました。
れなちゃんの場合は、
いてくれるだけで価値がある
と思えるタイプです。
アイドルらしいアイドルって口数が多くないんです。
前田敦子だって全然喋らなかった。
それでも許される子ってなかなかいなくて
喋らないと存在感がなくなってしまうから
どんどん前に出ていくわけですが
れなちゃんは前田敦子のように黙っていてOKという
選ばれたアイドルだったんだな
と思っています。
これからは社会人になるということですが
失敗をしてもあまり気にせずやってください。
れなちゃんなら失敗しても許してもらえます。
そこを自分で分かってしまうと人生楽です。
ちなみに入社してヤバい会社だなと思ったらすぐ辞めてOKだから。
会社は自分の人生の保障なんてしてくれないからね。
吉岡ひなた
ひなたのソロステージはよかったですね。
歌声一つで会場を惹きこんだのだから
この1年半で歌手としても成長したのだと思います。
やっぱりこの子の歌声はまたどこかで聞きたいな
と思いながら聞いてしまいました。
しかし、最後のタバコのケースを客席に投げるところで
天井に当たってしまい届かず・・・
ダサい(´・ω・`)
さんざんカッコよく決めておいて最後それかよ!
と言いたくなってしまいますが
そんなところも含めてひなたってことなのかな。
優等生ってタイプではなかったんでしょうが
クラスに1人ぐらい異質な子がいたほうがおもしろいです。
芸能界っていうのは社会に適合できない人の集まりでもあるので
他と違うことも1つの個性という長所にできる世界です。
Q-pitchにとってはこういう子がいてくれてよかったんじゃないでしょうか。
歌唱パートを任されることも多くて貴重な戦力になってくれました。
またどこか会いましょう。
LIVE
デビューLIVEのときの衣装で登場して
デビューLIVEのときのセトリで始まりました。
デビューのときを思い出しながら見ていたのですが
やっぱり1年半で成長したな
というのを実感することができました。
アイドル経験がない子もいたので
アイドルとして舞台に立つのは初めてということもあり
全力で踊ろうとすると隣のメンバーとぶつかってしまったり
見ていて危ない印象がありました。
それが1年半Q-pitchとして過ごすことで
正面を向きながら後ろに下がっても
ちゃんと後ろにいたメンバーとはぶつからないと信頼できている。
技術的な面だけじゃなくお互いを信頼できるからこそ
Q-pitchらしいパフォーマンスができるようになったのだと思います。
それぞれが自信をもって自分のパートを担当できている。
本当にいいグループになってきていただけに
もっとこの7人で見ていたかったな
というのが本音ですが、
決まったことなのでしょうがないですね。
とてもいいLIVEをみせてくれました。
MC&映像
MCに関しては20点ぐらいですね。
トークに関しては課題がいっぱいあります。
・卒業メンバーからのコメント
卒業メンバーからのコメントはトータルで3回ぐらいありました。
これは多すぎると思います。
これが最後と思って感謝の気持ちを述べているので
3回目になると卒業メンバーとしてもネタがなくなってくる。
基本は1回、多くて2回にまとめたほうがいいと思います。
・準備
順番にコメントを求められることが分かっているときは
何を言うか準備をしておいて
振られたらまず結論を話すことを心掛けてほしいんです。
「う~ん、何を言ったらいいか分からなくなっちゃったんですけど・・・」
から始めるのはなしです。
テンポが悪くなってしまいます。
自分の順番が回ってくるまでに考えておきましょう。
・具体的に話す
卒業メンバーへのエピソードを
あやせ、せかい、えび、あや
で話をするシーンがありました。
冒頭で水風船で遊んだの楽しかった
というエピソードを語ってくれました。
これは昨年の春にメンバーでピクニックに行ったとき
水風船を投げ合ってびしょ濡れになった話なんですが
このエピソードってもう1年以上も前の話なので
知らない人も結構いると思うんです。
だから、水風船の話っていうのはこういうエピソードなんです
っていうのを一回整理してから伝えてほしいんです。
そこをちゃんと伝えないとメンバー間だけで分かる
内輪な話になってしまいます。
常に自分たちを知らない人も見ているという意識を持って話しましょう。
新メンバー
新メンバーも発表されました。
10pitch伊藤りせ(@Qpitch_rise)
11pitch菅谷あかね(@Qpitch_akane)
しずく、れな、ひなたがつけていたピッチ番号
2番、5番、6番は永久欠番となります。
第一印象としては、
歌がうまい子だな
という印象です。
Q-pitchの初期メン7人を選ぶ事務所ですから
ルックス的にブサイクなのは獲らないことは分かっていました。
そうなってくるとQ-pitchの補強ポイントとしては歌唱力です。
ひなたも抜けてしまうことですし、
この2人の加入はQ-pitchの大きな戦力となりそうです。
ダンスの面においても特に心配はなさそうです。
帰り際の握手会で伊藤りせさんとお話ししたときに
ダンス経験はないと言っていましたが
見たところそんな印象は受けなかったです。
菅谷さんもちゃんと踊れていました。
ここまでできるのであれば
自分がプロデューサーの立場なら
新メンバーのどちらかをセンターに置くな
と思いました。
Q-pitchはセンター制を敷いていないので
センターもなにもないわけですが
秋元康的なプロデュースなら新人を抜擢するのはよくやることです。
そのほうが話題性もあるし
新メンバーを多くの人に認知してもらえることになります。
その分、プレッシャーもかかることはたしかです。
でもおそらく2人のどちらが任されてもやれると思っています。
センターとまではいかなくても歌唱力を活かすために
今後の曲では歌割りは新メンに任せるケースが多くなるはずです。
先輩メンバーとしては新メンをしっかりサポートしてあげるのと同時に
新メンに注目が集まっていることは悔しく思っていていいと思います。
バランス感覚が難しいところですが
新メンに比べたらフレッシュさでは敵わないので
そこで張り合わないで自分なりの魅力を出していかないといけない。
でも新メンに簡単にポジションを奪われないで
いい意味でのライバル意識は忘れないでほしいです。
新メンバーはこれから育成していくというよりも
即戦力として活躍してくれることを期待できる
2人に注目していきたいと思います。
Q-pitch 一章 完結
デビューから見てきたグループということもあって
あやせがいるからということよりも
この7人のQ-pitchというグループが好きでした。
そう思うと寂しさあるのですが
また新たなQ-pitchに見慣れてくると
愛着が湧いてくるのかもしれません。
自分としても伝えたいことは全部伝えてきたので後悔はありません。
きっとどこかでまた会えることを楽しみにしています。
1年半ありがとう(*^▽^*)
P.S.
こちらのサイトでアイドルの記事を担当することになりました。
よかったら見てね(゚Д゚)ノ