12月3日に新宿FACEで行われた女子総合格闘技『DEEP JEWELS18』を見てきました。

 

DEEPJEWELS 仮面女子 川村虹花

 

この日は仮面女子の川村虹花(かわむらななか)の総合格闘技デビュー戦です。

 

6キロの減量を成功させたとあって体はかなり絞れています。

以前はダイエットに失敗して怒られていたなぁちゃんですが

体の仕上がりを見れば本気で挑戦していることが分かります。

 

 

試合開始前に会場で流れた煽りPVでなぁちゃんが言っていました。

 

「なんで普通の女の子が挑戦するというとがんばれって言われるのに、アイドルが挑戦するというとナメてるって言われるんだろう。」

 

その言葉の裏には、

私はこんなにも本気で挑戦しているのになぜそんな言われ方をしなければいけないのか

といった意味合いが含まれたいたように思います。

 

でもそういった声が出るのも承知の上でしょうから

すべては試合で結果を出して黙らせるしかないですね。

 

 

仮面女子LIVE

イベントが始まる前には仮面女子のLIVEを2曲披露してくれました。

 

DEEPJEWELS 仮面女子DEEPJEWELS 仮面女子DEEPJEWELS 仮面女子

 

自由席だったのでいい席を確保するために

寒い中、早めに並んだのに

結局撮影するには立ったほうがいいな

ということで立ち見のところで撮影していました。

 

最近は土日に撮影OKの部をよくやってますが

仕事の関係で全然行けないので

仮面女子も撮影できたのは嬉しかったです。

 

しかもあんちゃんが正面を担当してくれたので

撮りやすくて嬉しかった\(^o^)/

 

 

いつ見てもあんちゃんは満面の笑みですね。

 

随分久しぶりになってしまいましたが

いつも変わらない姿を見せてくれて安心します。

 

 

試合開始

赤コーナーよりアリス十番メンバーと登場した川村選手。

 

DEEPJEWELS 仮面女子 川村虹花

 

リングインすると仮面を高く掲げての決めポーズ。

かっこいいですね。

 

DEEPJEWELS 仮面女子 川村虹花

 

試合前にはREICA選手とガッチリ握手。

 

対戦相手のREICA選手も総合格闘技ルールでは初めての試合ですが

ボクシング経験があるということで経験値では相手が上ということになります。

 

DEEPJEWELS 仮面女子 川村虹花DEEPJEWELS 仮面女子 川村虹花

 

ゴングが鳴ると、まず攻めていったのは川村。

 

左のハイキックをヒットさせていました。

 

相手がボクサータイプとなると

あまり間合いを詰めては戦いたくはないところ。

 

上の2枚の写真からも分かるように

かなり距離を取ってキックの距離で戦えていたので

序盤の主導権を取れたのは大きかった。

 

 

おそらくREICAも思ったよりキックの威力が強くて驚いたんじゃないでしょうか。

 

ただ当然パンチが届く距離に詰めてくる。

そうしたら川村としては間合いを殺してテイクダウンしてしまったほうが安全ですね。

 

ボクサーとパンチでやりあう必要はありません。

 

DEEPJEWELS 仮面女子 川村虹花

 

川村のテイクダウン。

 

おそらくここまでは想定通り。

川村も打撃系の選手だと思っていますが

相手がボクサーとなれば不慣れなグランドです。

 

DEEPJEWELS 仮面女子 川村虹花

 

REICAがガードポジションを取って、

川村が上からプレッシャーをかけます。

 

DEEPJEWELS 仮面女子 川村虹花

肩固めの状態になりREICAはハーフガード。

終始この体勢で1ラウンド終了。

 

 

打撃で攻めて、間合いが詰まったらテイクダウン。

ここまでは想定通りでしたが

グランドになってからはやや手詰まりな印象。

 

今回のルールではグランドポジションでの頭部への打撃が禁止ということもあり、肩固めからどう移行していくのかが見えなかったところに課題が見えました。

 

 

打撃がOKのルールであれば、

打撃で意識を上にもっていったスキにまずは足を抜いてサイドポジション。

 

また打撃を頭部とボディに打ち分けて意識を散らしながら

ガードしてきた腕を取って腕十字。

 

もしくは打撃を嫌がって後ろを向いたときにバックを取ってスリーパー。

 

などの展開が見えてきそうでしたが

頭部への打撃がないせいか膠着してしまいました。

 

 

あとは肩固めの体勢になっているのだから

そのまま肩固めで絞めてしまえればいいのですが

肩固めで絞めるのはまだ難しかったかもしれません。

 

 

DEEPJEWELS 仮面女子 川村虹花

1ラウンドが終了してセコンドからのアドバイスを聞く川村。

 

座って体力を回復させたほうがいいんじゃないか

と思ってしまいましたが、

それだけ気持ちが乗っていたということでしょう。

 

 

第2ラウンドが始まります。

 

DEEPJEWELS 仮面女子 川村虹花DEEPJEWELS 仮面女子 川村虹花

 

打撃でもいいのが入ってました。

 

ボクサー相手に打撃で押せたのは収穫ですね。

結果論ですが、打撃でもう少し勝負してもよかったのかもしれません。

そう思うぐらい打撃センスはあります。

 

そしてまた間合いが詰まるとテイクダウン。

 

同じく肩固め状態からの膠着が続き2ラウンドも終了。

 

 

DEEPJEWELS 仮面女子 川村虹花

 

判定の結果は!

 

 

DEEPJEWELS 仮面女子 川村虹花

 

3者とも20-18で川村虹花選手の勝利です。

 

DEEPJEWELS 仮面女子 川村虹花

 

DEEPJEWELS 仮面女子 川村虹花

 

試合後には、私は本当に本気で挑戦しているんだという熱いメッセージを語ってくれました。

 

DEEPJEWELS 仮面女子 川村虹花

 

メンバーと抱きしめられるとホッとしたのか笑顔を見せてくれました。

 

 

感想

まずは初勝利おめでとうございます。

 

体の仕上がりや試合での動きを見れば

どれだけ本気で挑んできたかが分かりました。

 

 

仮面女子ファンとすれば

あれだけやってくれれば十分です。

 

実際に試合にも勝ったわけで文句はありません。

 

 

ただこれが仮面女子として見るのではなく

プロの格闘家として見るのであれば

グランドでは膠着してしまったので

もう少し違った展開が見たいところでした。

 

残り10秒の段階で優位な体勢であれば

リスクを冒して腕十字を取りに行って形成逆転してもゴングが救ってくれます。

 

最後の最後まで勝ちにこだわる姿勢を見せてほしかったです。

 

 

デビュー戦の選手に言うには厳しい指摘かもしれませんが

アイドルとしてではなくプロ格闘家として見てほしいと

本人も思っていると思うのであえて言ってみました。

 

 

減量もあって大変だったと思います。

 

まずはおいしいものでも食べてください。

 

 

初勝利おめでとう。

なぁちゃんの本気はちゃんと伝わりました。