10月4日『虎子&せんちょーの癖になりそうなBBQ』に参加してきました。

 

心屋 八屋虎子 せんちょー

いきなり飲んじゃうよねー(*^▽^*)

 

 

この日は参加者でもあり、カメラマンとしての参加でもあったので

ほとんど撮影していたのであまり自分の写真はありません(笑)

 

 

イベント中は撮影してるか、撮影することを考えていたので

あまり会話の内容を覚えていないわけですが

カメラマンの立場から見ると

どのように見えていたのかという

カメラマン視点のブログにしてみようと思います。

 

 

そのため写真の細かい話も出てくると思いますが

難しいところは適当に流しておいてください。

 

 

それからカメラマンとはいえ普通のカメラマンではなく

普段はアイドルを撮影しているアイドルカメラマンなので

アイドルを見るときのような視点も織り交ぜながら書いていこうと思います。

 

 

全員分書くのはなかなか厳しいので

数名ピックアップしていきます。

 

 

撮影をするときの考え方

 

話を始める前に今回のBBQイベントを撮影するにあたっての自分なりの考え方を書いておきます。

 

 

普段よく行っているアイドルの撮影会のように

カメラマンとモデルが1対1のケースで注意するのは

とにかくコミュニケーションです。

 

 

カメラを向けられると、どうしたって緊張します。

 

物理的に距離が近いことや

変な写真を撮られないかなど

撮影には緊張は付き物です。

 

 

だから1対1で撮影するとき自分はずっと話しかけています。

 

 

よく皆さんがイメージするのは

 

「いいよいいよー。最高だね。それじゃ1枚脱いでみようか。」

 

といった褒めまくって乗せて脱がせようとするカメラマンね(笑)

 

 

 

なぜかは知りませんが、世間的にはこういうイメージのようです。

 

 

 

まぁそういう現場もあるんでしょうが

自分の場合はほとんどが世間話です。

 

 

会話の内容はなんでもいいからとにかく会話をする。

 

そうすることで警戒心を解いてもらう。

 

それに尽きます。

 

 

細かい技術的な話はその先にある話で

まずは信用してもらわないと始まらないのです。

 

 

 

 

では、今回のようなBBQイベントではどうするかといったら

逆にカメラマンは存在感を出さなくていいと思っています。

 

 

 

1対1では嫌でも目の前にカメラがあるので

カメラから意識を逸らすことは不可能です。

 

 

だから目の前にカメラがあることを前提にして

コミュニケーションを撮ります。

 

 

しかし、BBQの場合はカメラマンが話しかけなくても

参加者で楽しく話しているだけで

自然といい表情になっているからです。

 

むしろカメラを向けられると緊張してしまい表情が不自然になります。

 

 

そのためこういった大人数のイベントでは

あまり話しかけずに勝手に撮ります。

(誰ですか盗撮とか言ったのは(# ゚Д゚))

 

 

というわけで、いかに自然な表情を撮れるかに注目しながら撮影した写真をいくつか振り返ってみましょう。

 

 

 

Isechi Tomoko

 

Isechi Tomoko

 

Isechi Tomoko

 

撮影開始早々にこういった絵になる写真を撮らせてくれるあたりはさすが。

 

撮っていて「これは使えるな」と思わず思ってしまいました。

 

 

撮影をしていく中で自分はその人の表情の変化をよく見ています。

 

 

カメラを向けられたときにこういった表情ができることは分かった。

 

 

では一人になったときはどうだろう?

 

会話に入っていけないときはどうだろう?

 

笑ったときはどうだろう?

 

 

その人の感情がどういう表情になって表れるのか。

そんなところを見ています。

 

 

 

しばらくすると残った具材を焼き始めました。

 

Isechi TomokoIsechi Tomoko

 

そのシーンを撮ったんですが、こっちの表情のほうがみんなでワイワイ話しているときより自然ないい表情だなというのが自分の感覚です。

 

 

ここらへんの感覚はどっちがいいとか、どちらが優れているという話では全然なくて自分の好みによるところが大きいと思います。

 

 

写真撮影というのは究極のところいかに自分好みの写真を撮れるかってことですから「これだ!」っていうのが見つかったのは嬉しいですね。

 

 

Isechi Tomoko

 

ワインをボトルで飲むといったサービス精神旺盛な写真と

こういった少し落ち着いたときに見せる静かなかわいさという

いろんな表情が撮れたと思います。

 

 

あえてカメラを意識させてもいいし

カメラを意識させないでもいい。

 

両方対応できるというのは素晴らしいですね。

 

 

 

森田由紀

肉を食べさせてもらっているときの写真。

 

 

森田由紀

 

ここで表現したかったのは、

ビールを飲んで顔が紅潮している様子。

 

 

もともと肌が白い子なので飲むと顔が赤くなっているのが強調されます。

 

自分には、ほろよいで少し赤くなっている女の子はかわいいという感覚があるんですよ。

 

 

だからイメージとしてはアルコールも入って少し酔ってきた女の子がテンションあがって「お肉ちょうだい」と言ってきた。

 

「え!これ俺の箸だけどいいの」

と内心思いながらも食べさせてあげる。

 

そんな少し男をドキドキさせるような展開を想像したくなります。

 

 

しかし、実際に撮ってみると意外と赤くなっているのが分かりにくいですね。

 

肌のキレイさも魅力だと思って肌を強調するために

かなり明るく仕上げたんですが、

そのせいか顔の赤さまで光で飛んでしまった印象。

 

 

もちろん悪くはないとしても、イメージとは違う仕上がりになったという点で反省点があった写真になりました。

 

 

その他の写真ではこの1枚。

 

 

これはお互いとてもいい表情をしてくれています。

 

やはりカメラを意識させないほうが

いい表情に仕上がることもあるなと実感した瞬間でした。

 

 

 

片桐恵里

片桐恵里

 

片桐恵里

 

カメラを意識してもすごくいい表情をしてくれます。

写真映えする表情なので撮るほうとしたら

特に指示を出すことなく撮っていればいいのですごく楽でした。

 

 

一通りこういった写真を撮り終えたあとに

ちょうど曇っていた空から光が射し込んできました。

 

片桐恵里

 

フラッシュや照明よりも自然光が一番キレイに撮れるので

ちょうどいいタイミングでした。

 

 

カメラを意識しない自然な表情からは

かわいさ、美しさ、穏やかさ

などいろんな感情が想像できます。

 

自分としてはこの時間帯の撮影が一番よく撮れた気がします。

 

 

 

ちなみにもう少し踏み込んだ話をすると

細身で身長もあるというスタイルのいいタイプなので

全身の写真も撮ってみたくなりますね。

 

撮影スタジオで撮ったらとてもキレイな写真に仕上がりそうです。

 

 

 

星野章子

星野章子

星野章子

星野章子

 

迷うことなく魅力は「愛嬌」だなと思いました。

 

 

一緒にいるだけで元気になれるし

笑顔を見てるだけで癒される。

 

そういったポジティブなパワーを感じます。

 

 

だからそんなに枚数は撮らなくても

満足した写真が撮れたと思います。

 

 

ただ欲を言うと、2枚目3枚目も1枚目ぐらいの明るさに仕上げてあげると肌のツヤがもっと綺麗に見えたはずです。

 

せっかくいい表情をしてくれているだけに申し訳ないことをしました。

 

 

 

八屋虎子(はちやとらこ)

八屋虎子

 

さきほども表示したこの写真を見ても分かるように

撮られることになれていて表情の作り方が抜群にうまい。

 

個人的に撮らせてもらったときの写真がこちら。

 

八屋虎子

 

何気ない1枚ですがキレイに撮れていますね。

ただこのときに撮ったのはこの1枚だけです。

 

 

それは綺麗に撮れすぎてしまうことへの違和感があったからです。

 

 

カメラっていうのは高いカメラ使ってシャッター押したら誰でもそれなりの写真は撮れるものです。

 

だからこそ写真にどういった個性を出すかがカメラマンの腕の見せどころ。

 

 

 

綺麗に撮れすぎると感じた違和感は

撮られることに慣れているために

逆に誰が撮ってもよく撮れてしまうので

自分なりのセンスの見せ方が見えなかったという意味でもあります。

 

 

そこで考えたのはカメラを意識していないときに

どういった表情をするのかという点です。

 

 

ずっと表情の変化を見ていると

笑顔を見せるかわいさもいいのですが

自分が注目したのは

真剣な表情をしているときや

考え事をしているときの表情です。

 

イケメンの真剣な表情ってセクシーだな

と思い撮った写真がこちら。

 

八屋虎子

 

撮られることに慣れているタイプは

カメラを意識して撮ったほうがいい写真に仕上がります。

 

 

でも慣れている人ほど意外な表情を撮りたくなるもので

他の写真とはテイストがやや違う仕上がりになったと思います。

 

 

ただこちらも欲を言うとやはり暗いですね。

 

 

すでに夕方になり外も暗くなってきたいたので

テントの中は光がだいぶ少なかった。

逆光だったのも影響したかと思います。

 

 

編集でだいぶ明るくしましたが

これ以上明るくすると肌の印象が変わってしまうのでここが限界。

 

 

やはり編集に依存するのではなくフラッシュを使っての撮影も視野に入れないといけないのかなと感じた瞬間でした。

 

 

 

感想

何名かピックアップしてお話ししてみました。

 

写真の仕上がりどうこうと言っているところは

カメラマンの独り言みたいなもんで

反省点として残しておいただけで

モデルの方は何も悪くないので

その点だけはちゃんとお伝えしておきます。

 

 

 

自分が撮りたい写真というのは

 

写真を通じてその人の魅力が伝わってくる写真

 

ということになります。

 

 

今回でいえばBBQというイベントの楽しさが伝わる写真を撮って、「私も参加したかったな」そう思ってもらえたら嬉しいです。

 

参加された方おつかれさまでした。

ご協力ありがとうございました。