9月18日に行われたSPARK SPEAKER(スパークスピーカー:以下スパスピ)の秋葉原での路上ライブは1000枚完売まで残り74枚からのスタート!

 

SPARK SPEAKER スパスピ路上

過去には名古屋、大阪で100枚完売をしてきたことから
ホームである秋葉原で74枚を完売することは

難しいことではないように思えます。

しかし、最近の路上LIVEでは警察に止められてしまうことが続いており、ストップをかけられる前に完売できるかが勝負です。



1000枚完売まで帰れません!
という企画だったので、
警察に止められるか、
天候により続行不可能と判断されたときなど
不可抗力を除いては完売まで終わることができないLIVEでした。



天気について台風の影響もなく晴れていたんですが
台風一過で真夏のような暑さです。

LIVEをするメンバーが大変なのはもちろんのこと
環境が悪いと立ち止まってくれる確率が悪くなるので
日中は結構大変な環境でのLIVEとなりました。



そんな中でもLIVEが始まると多くのお客さんが立ち止まって見ていました。


それは日差しが強くて暑い中でも足を止めてみたくなるだけの何かを秋葉原の通行人の方も感じていたんだと思います。


 

SPARK SPEAKERとは

 

LIVEの話しを始める前に一度スパスピについておさらいをしておきましょう。


スパスピはROCK×DANCE×IDOLをコンセプトに掲げた4人組女性アイドルグループです。

SPARK SPEAKER スパスピ路上
左から
三瀬ふう子(ミツセ フウコ)
杉原由規奈(スギハラ ユキナ)
朝日向星羅(アサヒナ セイラ)
木山しずか(キヤマ シズカ)



三瀬ふう子と朝日向星羅は2017年5月3日の1stワンマンLIVE『共鳴ストリート』から加入したメンバーです。

新メンバーの加入を機にそれまでのSpark Speakerから全て大文字のSPARK SPEAKERに改名をして現在のグループ名に至るという経緯があります。

 

 

 

スパスピを初めて見たのは8月19日TSUTAYA O-Crestで行われた『チョレートバナナ、サマーサンデー!』というイベントです。

 

 

現在の自分の主現場となっているQ-pitchを観に行ったイベントで、スパスピに関しては名前すら知らないグループでした。

 

たまたま通りすがりの三瀬ふう子を見かけて

あ!この子はかわいい子だな

と思ったのでLIVEを注目して見ていました。

 

 

LIVEを見ると

いわゆるかわいいアイドルらしいアイドルではないのですが

曲といいダンスといいすごくかっこいい子だな

と思ったのを覚えています。

 

 

自分の好みは正統派王道アイドル系なのを

知っている方からするとスパスピは

意外な系統に思われるかもしれません。

 

しかし、偶想Dropの現場にも行っているように

その子たちの情熱やパワーが伝わってくるLIVEは好きなんです。

 

むしろ自分の視野を広げるチャンスだと思っています。

 

 

スパスピにもそう感じさせてくれる何かがあったということです。

 

 

写真から伝えたいもの

路上LIVEは撮影OKということで今回も撮影をしてきました。

 

杉原由規奈

 

朝日向星羅

 

三瀬ふう子

 

 

木山しずか

 

写真撮影については本格的に撮り始めてから

まだ半年も経ってないので詳しいことは全然分かりません。

 

去年の今ごろはまだカメラすら持っていなかったので(^_^;)

 

 

だからあまり難しいことは分からないし

プロのカメラマンさんのように

センスのいい写真を撮ろうとは思っていないんです。

 

 

伝えたいことは1点だけ。

 

 

その写真からその子の魅力が伝わってくるかどうか。

 

 

それだけです。

 

 

 

それだけなんですがやはりある程度の技量がないと

魅力も伝わらないもので勉強しているうちに

撮影ばっかりするようになってしまいました(笑)

 

 

自分の撮る写真の特徴としては

アップの写真がとても多いんです。

 

 

 

その理由としては、自分が芸人だったときのことを思い出します。

 

 

 

このブログを遡れば今も記事が残っていますが

10年前はワタナベプロの養成所に通っていた時期でした。

 

 

客席にはほとんどお客さんがいない上に

3分のネタで一回も笑いが起きないこともしばしばで

なかなか厳しい現実を見ることになりました。

 

 

また大学の時からジャグリングという曲芸をやっていたので

スパスピと同じように路上で大道芸を披露したりしていました。

 

 

 

現在はまったく芸人としての活動はしていませんが

そのとき見た光景というのは今でも鮮明に覚えています。

 

 

特に路上LIVEは自分たちを知らない通行人の前で行うので

酔っぱらいに絡まれたり、

いきなり子供が飛び出てきたり、

バカにされて笑われたり

と精神的にきついこともあります。

 

 

人が集まってくれなかったときの焦りや

一度集まってくれたのに途中で帰ってしまうときの悲しさとか

経験している自分は痛いほど分かるのです。

 

 

 

だからこそ自分はLIVEというこの瞬間だけは

目を逸らさずにしっかりと見ていたいんです。

 

 

 

その感覚はどこか好きな女の子に恋をしたときに

その子のことしか見えなくなってしまう感覚にどこか似ています。

 

視界には好きな人しか入ってこないのです。

 

 

芸人のときに感じた

よそ見をせずに自分だけを見ていてほしい

という感覚の表現の形が撮影スタイルに活かされているのかもしれません。

 

 

 

三瀬ふう子

三瀬ふう子

 

1000枚売るまで帰れない企画だったので

自分の知り合いも誘ってみました。

 

1周年記念ワンマンのふう子デザインのTシャツを購入したぐらいなのでそこそこ興味は持ってくれているようです。

 

しかし来るとは言ったんですが

髪切ってから行く

とか信じられないゆとり発言をしている(# ゚Д゚)

 

 

警察に止められる前に早く来い!

って言っても、うだうだ言ってるので

もう知らんヽ(`Д´)ノプンプン

と言って説得を諦めてLIVEを見ることに。

 

 

すると今日は1000枚完売記念を意識してか

しっかりメイクもしていて

いつもより綺麗に見えました。

 

 

そこで再び友人に

「今日のふう子はメイクもバッチリ決めて最高にかわいいな。」

と送っておいたら

髪切るのやめて秋葉原に直接来てました(笑)

単純なやつだw

 

 

そういう自分も撮影中に

 

「ふうちゃんかわいいよ~(^o^)」

 

「やっぱりふう子が一番だな(^o^)」

 

と言いながら撮っていたら

気持ち悪いと引かれましたけどね(笑)

 

 


この子の印象は

写真によってめちゃくちゃ美少女にもなるし

全然かわいくないときもある

という感じです。

 

 

表現の仕方がとても難しいのですが

このよかったり悪かったりが交互に訪れるのが

三瀬ふう子の魅力だなと思っています。

 

 

仮面女子は顔を隠すことで

仮面を取るとどんな顔をしてるんだろう

と興味を持たせる効果を狙っています。

 

 

似たような感覚で

メガネを外すとどんな顔をしてるんだろう

とやたら気になってしまいます。

 

 

もちろんメガネを付けてる状態で

かわいさが伝わらないとそうはならないし

つけてても十分かわいいと思っていますが

たまに見せるかわいさや美少女感と

メガネをかけた文化系少女というギャップ感がたまらないですね。

 

 

 

他にもスカートは隠されてるからめくりたくなるとか、

水着よりも着衣の方がエロいとか

例えを思いついたんですがこれ以上はやめておきます(笑)

 

木山しずか

 

以前から言っていますが

彼女の一番の魅力は

すごく楽しそうに踊ることです。

 

 

それはけして笑顔を作ろうと意識しているのではなく

踊っているうちに楽しさをこらえ切れない。

 

そんな表情をするのです。

 

 

ただ主にダンスを担当しているので

常に動いているのを撮るってかなり難しい。

 

 

シャッタースピードを上げるほど

写真はどんどん暗くなっていくこともあり

夜の路上LIVEでは限界があったんです。

 

 

だから一度明るい時に撮ってみたいとずっと思っていました。

 

 

 

またダンスのキレがあってかっこいいので

なんとかダンスのキレを写真で表現しようと思ったんですが

静止画で動きのキレを表現するってなかなか難しい。

 

 

そこでもう一度原点に戻って

彼女の楽しさを表現できるように

楽しそうな表情を中心にまとめてみました。

 

 

 

杉原由規奈

 

小柄な子ですが歌声はパワフルなんです。

 

 

ただ表情としてはこういう強さを感じさせるものが多くて

彼女のかわいさとか、歌うことの楽しさを見せるには

もう少し柔らかい表情がいいなと思っていました。

 

その点でいうと今回は楽しそうな表情も撮ることができたと思います。

 

 

 

強さを見せるのが悪いというわけではなく

僕が思う彼女の魅力はこっちの印象が強いんです。

 

以前の路上LIVEでは、

どうしてもうまく撮れなかったので

ようやく撮れたという感じです。

 

 

そして立ち止まった観客にCDの購入を呼びかけるときに

実際にCDを購入してくれた人だけでなく

立ち止まってくれた人すべてに感謝の気持ちを伝えているのが印象的。

 

 

路上ライブで観客が近寄って来ない理由の1つに

近くで見ているとCDを買わされるんじゃないか

という感覚があるんです。

 

 

だからいつでも帰れる後ろのほうが見ている。

 

この距離感は興味があるないの距離感ではなく

防御本能が働いているだけなので

立ち止まってくれたということは

実は最前で見ている人と後ろで見ている人は

見た目ほどの差はないんじゃないかと思っています。

 

 

立ち止まって聞いてくれた。

 

それだけで私たちはあなたに感謝をしています。

 

 

その思いを伝えることで実は見ている人の

買わされるという防御本能を緩めて

CD購入につながっているのではないでしょうか。

 

 

もちろんこういった技術的なことだけでなく

メンバー4人の感謝の気持ちがあって

初めて成立する言葉だと思いますが、

リーダー杉原由規奈の感謝の言葉には

人の心を動かす力があるように感じました。

 

 

朝日向星羅

朝日向星羅

 

朝日向星羅については

歌唱力については文句はないのですが

歌うことに一生懸命になりすぎるのかなと感じていました。

 

 

隣で歌う杉原由規奈はとても表情が豊かなのに対し

朝日向星羅は表情が硬い印象が強かったんです。

 

 

その方が2人のコントラストが利いているという味方もあるんでしょうが、曲中以外の彼女の表情から比べるともう少し楽しさを表現してもいい気がしていました。

 

 

朝日向星羅朝日向星羅

 

その点に関しては今回楽しそうな表情も撮れました。

 

 

曲というのは歌声はもちろんですが

視覚的な表情から受ける印象も大きいはずです。

 

もう少しリラックスするところと

気合いを入れて歌うところの緩急があったほうが

うまく相手に伝わるのかもしれません。

 

 

1000枚完売達成

とうとう1000枚完売達成の瞬間がやってきました。

 

スパスピ路上

スパスピ路上

残り枚数の1にバツをつける瞬間。

 

 

1000枚完売を達成すると

安堵感からか喜びからか涙するメンバーもいました。

 

木山しずか杉原由規奈朝日向星羅三瀬ふう子

 

カメラの設定を日中のままにしてしまったので

全体的に暗い写真になってしまいました(・_・;)

 

最後の1枚だけお借りして使わせてもらいます。

 

 

今回の路上LIVEのすごいところは

一部のヲタクの爆買いで達成したわけではない

ということです。

 

 

もし終電逃すような時間帯まで売れなかったら

翌日仕事だし残り全部買って終わりにしてやろうかな

と思ってましたが、

1人が基本は1枚か2枚程度で完売したということは

それだけ多くの方の手にCDが渡ったということです。

 

最後の1枚の購入も競合になるかと思ったら

皆さん譲り合っていて素晴らしいなと思いました。

 

 

 

1000枚完売達成ということで

しばらくは路上ライブはないとなると

次に撮影できるのはいつかなぁ。

 

寒い時期の路上LIVEは過酷なので

もう当面やらないのかな。

 

詳しくは分かりませんが

また機会があれば撮影してみたいですね。

撮影可能なときは告知よろしく。

 

 

 

1000枚完売おめでとうございます。

 

完売の瞬間に立ち会えて嬉しかったです。

 

スパスピ