… お陰で危ないとこだったんだから」

えっ

「ちょっ ちょっと 危ないってどういう事?

太郎君との…?」

「…


う うん そうだね」

「え えェ~!

太郎君と危ない事って・・・

も もしかして



ほれ あれ

うーん

一線を越えた?」

バシッ

優香嬢 怒った顔で頭を叩いてきます





「そんなわけないじゃない

いくら何でもそこまではしてないよ…」

「… そこまでは?

そこまではってことはある程度の事はあったんだ」

「…う゛

そうね
そう なる かな?」

「うわ

ほー なるほどねェ」

人間 驚くと返って冷静になる時がありますね

「で どうしたの?」

そして 少しの沈黙が続いたあと 優香嬢俯いていた顔を上げ 話し始めました

内容がないくせに引っ張って続きます
プチッ


「私からメールですってェ↑↑↑

そんなものするわけないじゃない!

バカにしないでよ!!!」

「う……わ わかった
悪かったよ…」

「わかってなんかない
あんたなんて何にもわかってない!!」

周りを振り向かせるに十分な音量で喋る(怒鳴る?)優香嬢
案の定
周りの客+嬢の視線がこちらに集中します

「わかった
ホントわかったよ

私が悪かった!
ゴメン

いい年をしてバカだったよ

優香ちゃんの気持ちが分からなくて

今までモテたことなんてなかったから 女の子の気持ちにひどく疎くって…

こんな可愛い女の子が私みたいなしょぼいじじいに興味を覚えてくれるなんて
思いもよらなかったんだよ」

周りの視線に気がついたのか 流石におとなしくなった優香嬢

「そんな
それじゃ私 好きでもない男の人に仕事ってだけで媚び売ってるみたいじゃない

そりゃ そりゃさ
こんな仕事だから誰とも話をするし 愛想も振りまくけど

けど けどね
いつも楽しいわけじゃないんだよ

こんな仕事 ううんこんな仕事だからこそ気の合う人って少ないと思うの

私ばかりじゃなく…」

「そうねェ
私達って1日何人も酔った人と話するじゃない
だから 多少は人の本質が見えてくるのね

だから返って軽い人間嫌いになる時があるの
ま 人によるけど」

席を離れるきっかけを失った晴美嬢も合わせ三人で席に座ります

「でも メール位頂戴よゥ

…せっかく食事しようって誘ってたんだから……


もう 振られたと思っちゃって
お陰で危ないとこだったわよ」

つづきます
タイトルを考えるってめんどいけど面白いですね


「あらあら
変な人が居るよゥ

こ~んな可愛い子の誘いを袖にした上
1ヶ月以上もほっとけるような変な人が

さて今日は何しに来たのかなァ」

「ゴメン ゴメン
ちょっと仕事が忙しくってここに来る間がなかったんだよ
それに 誘いを袖になんかしてないじゃん」

「ふう~~~ん

(じィーーーー目
ま いいわ

でもそんなに忙しかったんだァ
メールする時間さえないくらいにね」

「ああ メールねェ

でも俺からメールしない人だって知ってるじゃないか

それに優香ちゃんだってくれなかったじゃないか」

言い終わった瞬間‘やばい’と思ったのも後の祭り


プチ


下を向いた優香嬢から本当にこんな音が聞こえました

続く