昨日は映画を見た。

 

真ん中の人以外は青森オールスターみたいな感じ。
八戸市公民館で先行上映会ということで息子と一緒に見たんだけど、方言、なまりが多くて一部良く分からないところがあったらしい。

タイトルがじょっぱりだからね。
じょっぱりは方言だ。
強情を張る、強情っぱり、だからじょっぱり。
 
秋には全国で上映するようだけど、八戸市出身の若い人でもなまりがきつくて良く分からないのに、よその人が分かるのかな?
 
それで感想なんだけど、よくあるローカル企画ものの映画だと、勝手に思い込んでいたら結構面白かった。息子もライアのなんちゃらより6倍面白かったと言っていた。
 
昔の出来事を題材にしたドキュメンタリーなので、戦争当時とか、戦後間もなくの生活をリアルに表現していて大変ためになる。
 
息子とも感想を言いあいながら晩御飯を食べたんだけど、楽しいね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ここからある程度ネタバレを含みます。
いやな人はバック推奨。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
OK?
 
感想を言いあいながら思ったのは、やはり昔の生活は今の基準から見るとトンデモ無い。
昔の青森県は特に戦後間もなくはめちゃくちゃ貧しかった。
息子が気になったのは男尊女卑が激し過ぎる、会議中にタバコ吸ってるとかあったの?とか。
それでまぁ今は良くなったんだな~って思ったみたい。
 
私は昔の戦争映画とかあまり好きではない。
変に美化されていたり、逆に悲惨さをアピールし過ぎ?みたいに感じたり。
 
悲惨さを見せられるとやはり悲しくなるし涙が出る。
 
でもさ、戦争が悪いってことはさ、ほとんどの人間が分かっている事だよね。
一部のメディアと政治家は他国の事を煽るけど、命がけで戦争にならないように頑張っているようには見え無い人もいるけどさ。
ほとんどの人は分かっているよね。
 
でも、息子にも言ったんだけど、戦争が起きた方が儲かる人がいる。
こいつらはもう…」
 
 
 
それと貧困はこう言っては申し訳ないんだけど、悪いことという認識からみんな逃げていると思う。
どうやって無くすか?取り組んでいないよね。
 
従業員に子供食堂をしている人がいるんだけど、本来は行政がやるべきなんだけどね。
でもやらないから個人的には応援している。
去年は豚コマをトータル20㌔寄付した。
食材の寄付を募っているようだけど、米や野菜、果物は農家の方から意外と集めることが出来て有り難い限りなんだけど、肉が難しいみたい。
子供たちに必要なのは肉だよね!そう思って協力している。少しだけど。
 
映画の中でも、税収が見込めない寒村の健康衛生にお金を出したく無いというセリフを言う役人が出てきて、
許せないと思う半面、多分こう思う人は一定数いるだろうな。とも思う。
ネットの意見では、貧乏な人にお金を使うのは反対で、自業自得だとか、資本主義だからしょうがないとか、たくさん税金を払っているのに払っていない奴に俺の払った税金が使われるのは払うのが馬鹿馬鹿しくなる。とか結構ある。
 
私自身は結構税金を払っている方だと思うけど、出来るだけ貧しい方々を救ってくれる方に使って欲しいな。
 
でも私自身、全財産をなげうって、貧しい人々を助けてあげることが出来ない。
胸を張って言うことは出来ないが、色々理由があるし、そもそも私が頑張ってもほんの一部の人を一時救うことが出来るくらいだろう。
 
日本国憲法に
第十一条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。
第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
第十三条 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
第十四条 すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
 
そして
 

第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

② 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

 

ね?健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を守らないのは憲法違反なんだよね。

国家公務員の方々は法律なんだから、意地でも守るようにして頂きたい。

 

私も出来ることはやって、税金も快く払って、社会に貢献したいと思います。

 

そういえば文化的な最低限度の生活に映画を見ることは含まれないかな?

 

映画の出演者が上映前に舞台挨拶?というものをしてくれた。

王林さんって背が高いんだね。

 

監督があいさつで言ったことばの中に、

 

映画は暗い中でたくさんの人が集まって、一つの方向を見るのが何より貴重な文化体験だ。と言っていた。

 

そうだね。そう思う。

 

八戸市には映画館が昔はたくさんあったけど。今は一つもない。

 

もしかしたら八戸市は憲法に違反しているかもね!

 人に優しく、助けあって生きて行く。


意地を張って意見を押し通すのは苦手というか嫌いなんだけど、


本当に必要な時はじょっぱらないとね!

 
ではまた明日!!