ネコの七福神。
実は貰った物です。

お年寄りが住んでいる建物で、そろそろ年なので、子供と一緒に住もうかな?じゃあ処分しないとね、という事が有るんだけど、
昔の家って意外な程増改築等して有る。物置小屋を建てたりしてあったりする。

前にも書いたけど、一応これらは登記する義務が有る。
でも昔の人は現金で増改築等する事が多くて、
余計な手続きなんかしたく無い、自分のお金で建築しているのになにが悪いんだ〜みたいな感じかな?

おじいさんが建てて表題登記はしたんだけど、おじいさんが増改築等した変更登記はしていない場合、
おじいさんは亡くなっていて、おばあさんも結構なお年寄りになったんだけど、
娘と住む事にして、今住んでいる建物を売りに出す、というか、もう八戸には誰も関係者がいないので処分したい場合、

増改築等した人、その工事にお金を出した人、いつ誰が工事をしたか、どのくらいお金を誰に払ったのか、分からない事が結構有る。

登記して有る部分と登記していない部分を測って、どのように使われているのか、出窓、吹抜、小屋裏収納、等床面積に入るのか入らないのか調査をする。

そんな調査をして必要書類、増改築等した部分がいつ誰がお金を出して工事をして、それの相続は相続人全員の意思を確認してこの人が相続するという書類を作成して渡す。

このネコ福神はそんな書類を渡して署名、押印頂く為に玄関で待っている時に嫁さんと、

これ可愛いね❤とか言っていたらその娘さんが、この家の物は全部処分するので、良かったらお持ち下さい😊との事だった。

なんか嬉しい(≧▽≦)!

実は登記出来る建物は登記して置かないと大変な事になる事が有る。

建物をお金を借りて買う場合、新築でなくても融資先は普通はその敷地も含めて抵当権設定をする。

抵当権設定をして有るともしもお金を払って貰え無い場合は、抵当権を設定した方は売ってお金にする事が出来る。なので安心してお金を貸せる。

但し抵当権設定した時に、未登記の建物が敷地内に有ると、その建物は抵当権設定した人が売りに出せ無い。
結果、土地建物を売りに出しても、敷地内に売物でない建物があれば、買う人はほぼいないし、売れても二束三文になる。
つまり不動産としての価値が物凄く下がってしまう。

なので融資先は、未登記の建物、部分も含めて調査する。そしてお金を貸す場合は未登記の部分は解消して下さいとなり、土地家屋調査士に仕事が来る。

色んな思いが詰まったおウチなんだろうな~楽しい人生を送れたんだろうな~良かったな~
と思いながら調査する時も有るし、




あんまり口に出せない思いになる建物も有る。

まぁそれぞれ色々有るよね。

書いてて思ったけど、興味深い話しほどブログに書けないね!
しょうが無いね下手な事を書けば守秘義務違反だ懲戒処分だみたいになってしまえば、みんな迷惑するからね!

色々な人や人生が有るんだけど、役に立つ資格者で有りたいね!