梯子酒って言いますが、悪習ですね。
まず、一軒めに普通の居酒屋。
ビールで喉を潤し、枝豆なんかを放り込み、揚げ物なんかをバクバク。ほろ酔い加減ですがまだこの時点ではほんの序章に過ぎません。
もちろん、酔っているから声のトーンは通常の1.5倍。
でも言ってる事はまだまともです。
そろそろ、河岸を変えようか?
この言葉が出たら潮目が変わります。
お腹もほどほどなのでツマミはいりません。必要なのはニコニコして我々の戯言に相槌を打つ第三者。そして歌。
マイクを片手にグラスを傾け、焼酎なんだか、ウィスキーなんだかわからないけど呑み、女の子の(第三者の)ご機嫌を取るために飲み物を奢ったりします。
ここで全てが満たされれば無事に終了!電車を乗り過ごしさえしなければ…布団に入って本日終了です。
しかし、ですよ。万が一この第二幕が全く盛り上がらず、むしろテンションだだ下がりとなったとしましょう。
……反省会と称して3軒突入です。もはや軍資金も底をつき、時間も限られてた中、結局チェーン店の居酒屋に駆け込み翌日頭の痛くなるアルコールを流し込みます。
梯子酒…最初から3軒目を目指せないのが愚かな証…
そんな愚か者はさておき、春のフェーザーツーリングです。
今回は奥多摩湖→柳沢峠→広瀬ダム→雁坂トンネル→奥秩父もみじ湖→小鹿野→花園と東京、山梨、埼玉と3軒の県境のダム湖をハシゴするツーリングです。
あっ、2ストの様に白煙を吐くマシン?それはほぼ全車でした。オイル上がり?下がり?38年の月日は4ストすら2ストに変える?(笑)
雁坂トンネルに行く前の柳沢峠の下り道。
タイトコーナーでデビコンさんのマシンが!姿を消した。弧を描くはずが何故か直進。
そして、2つ先のコーナーを抜けた辺りに突然登場!
((((;゚Д゚)))))))
イニシャルDの見えないライン⁉︎
地元ならではの抜け道だそうです。
走ってる皆んなを撮影しようとショートカットした様です。(笑)
峠道やらダム湖の周遊路やら天気もイイし特に車で詰まる事も無くひたすら走ります。
やはり、フェーザーは楽しいバイクだ。トルクの谷はあるものの、8000回転から怒涛の加速。狂おしく、けたたましく咆哮を上げる。軽い車体と前後16インチは伊達じゃない。コーナーの出口に向かって加速!
道の駅「みとみ」でクワさん、ヒラヤマさんは離脱。
我々は空腹を満たすべく小鹿野へ。
夢鹿蔵さんです。
ホンダ一色のライダーズカフェにヤマハのマシンで殴りこみ?
店内はこんな感じ。時間の止まった様な空間。
ホンダバイク、ドラゴンボール、バイクプラモなど所狭しと並べてあり、夢の様な空間です。
カレーを頂きました。ポテサラが嬉しい!
カブコーナーに
モンキーコーナー
スティーブマックィーン&エルシノアコーナー
イタリアホンダのNSR125!やっぱりイタリアってオシャレだなぁ(NS125Rでした(u_u)
おわっ!レトロなBMW!
こりぁ近所にあったら入り浸るなぁ〜
2階には近日公開ホンダS600、800ミュージアム!
チラッと見せて頂きましたがスゴイ!
帰り道に道の駅「はなぞの」により、どうしても買いたかった幻のイチローズモルトウィスキーをさがす。
あら〜置いてないのかなぁ〜
ドク「スミマセン、イチローズモルトウィスキーはありませんか?」
店員さん「ありますよ!」「数が少ないんでお問い合わせいただいたら出します!」
そんな商売があったんだ。
いゃぁ〜お目が高い!と言われた気がした。
こんなツーリング日和の日は帰り道は必ず大渋滞。
流れ解散で散り散りに。
ドクは外環通行止にあい、圏央道、東北道、再び外環道で帰宅。
またいつの日か咆哮を上げてぶん回しましょう。
38年前のマシンを駆るライダー達よ。