先週帰省し、一時的に東京で春を感じることができましたが、こちらに戻ってきたら東京でいえば真冬レベルの気候に逆戻りしてしまったため、かなり凹んでおります。

 

それでもここ1週間は最高気温が10度近くまで上がった日もあったので、道路の雪が融けたり、営業所の前に並べておいた雪かき道具がしまわれていたりと、北国では北国なりの春の訪れを感じれるのもしれません。

 

近所のイオンで「二十四節気では啓蟄です…」なんてアナウンスが流れると、こういうのは全国共通のものが流されているのかなと感じます。こちらでは土の上にまだ雪が残ってますし、木々は冬芽のままです。違和感しかありませんでしたが、地元の人は慣れているのかもしれません。

 

北国の生活の違いを備忘録的に残しておく続きです。

 

 

 雪・氷との闘い(自動車編)

 

田舎は車通勤が基本です。

駐車場に行くと車が雪に埋もれていて、①天井、窓、ドアの雪を専用のブラシで下す、②車の周りの雪をどける、③エンジンをかけて車を温める、④窓が凍ってたら専用のヘラで削る、という工程を毎日行います。

 

15分以上寒い中で格闘し、至るところでその光景が見られます。

この毎日の作業だけで北国の生活は嫌になります。

 

ワイパーをたてておかないと、ワイパーが凍ってしばらく使えなくなります。

お湯をかけるのは厳禁で、凍ったら削る、エンジンかけて温めて融かすの2択のため、ワイパーを立て忘れた日は遅刻との闘いにもなりました。

 

 

 雪・氷との闘い(雪かき編)

 

営業所の前、お客さん用の駐車場スペースの雪かきは毎日当番を決めて行います。

 

駐車スペースは広く、除雪機でざっと雪かきしても完全にどけれないので、駐車場の区画が分かるように駐車場のラインのところだけ人力でがりがりと雪かきします。

うちの営業所では「ライン出し」という言葉を使ってますが、コンビニとかもそんな感じで線のところだけはっきりと雪かきするのがデフォルトみたいです。

 

土日に市町村が道路の除雪が入ると月曜日の朝が悲惨です。

容赦なく営業所の前にもお客さんの駐車場の出入口前にも、除雪された道路の雪(ほとんど氷の塊)がこんもりと山になって置かれています。

 

道路が最優先なので文句は言えませんが、月曜日の朝一は山となった雪(氷の塊)を当番関係なくみんなでどける作業からスタートします。これも至るところで見られる風景です。

 

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春が近づくと冬の嫌なことは思い出したくなくなると思うので、今のうちに備忘録を増やしておこうかと思います。