久々に帰省してみると、東京にはもうとっくに春が訪れていることに驚かされました。

 

 結果

 

先週末の組分けテストは、総合順位でいうと1000~1100番でした。

 

今の志望校を前提にすれば、優良可でいえば「可と不可のボーダー」といったところでしょうか。

 

ただ、これまで習い事とかで忙しかった周りの子も、本格的に勉強に集中するようになると思うので、今後は特に組分けでの実力差が出てくるかもしれません。

 

科目毎のばらつきが大きく、コツコツ頑張った成果が出た側面と、実力がそのまま反映された側面の両者が出た感じです。

 

上の子の経過を思い出すと、コツコツ型が後から抜かされるのが現実であり、能力の差が出てくることを仕方がないと理解するしかないです。

 

細かいミスは挙げればきりがありませんが、ミスに気付けるのも、気付けないのも能力のうちです。「ミスがなかったら」と考えるのは、「もっと勉強ができたら」とほぼ同義ではないかと思います。

 

今回のテスト結果を正面から受け止めるように努めましょう(妻に対して言いたいこと)。

 

 大事なのは偏差値ではなく順位?

 

上の子のときは、通勤電車の中でよく人のブログを見てました。大体の方は、テストの度に偏差値の幅を記して一喜一憂している姿を公開されてましたが、テストによって偏差値の出方が全然違うことを考えると、果たして偏差値で正確な客観的なポジションを図ることができるのだろうかといつも疑問に思っておりました。

 

サピックスの場合、秋から冬にかけて4回に分けて実施される合格力判定SOの平均偏差値というものは、判定資料を分析する上で必要かつ非常に有益な数値であったと思います。一方、普段のテストでは、偏差値ではなく順位を気にしておいたほうがいいのではないかと考えておりました。

 

サピックスの2月1日の偏差値60以上の学校、すなわち御三家(+駒東)の合格者数を足してみると、過去5年間は1000~1100人で推移していることがわかります(本当は、女子の渋々を足したいけど、数値がわからない。)。

 

そうすると、テストによって出にくい・出やすい偏差値ではなく、御三家レベルを狙うのであれば、平均的な順位はどこか、下げ止まってどれくらいかということだけを考えておけばいいのではないか、ということです。

 

もちろん何が何でも1日は開成・桜蔭を目指したいならば、1000番では心許ないのかもしれませんが、1000番を下回るようだと偏差値60以上の学校は黄色信号(可と不可のボーダー)、繰り返すようであれば赤信号。

 

上の子は平均的な順位はパッとしなくても、一度も1000番を下回っていなかったので黄色信号とはなりませんでした。下の子は今のままでは黄色信号、夏前の2回のSO、7月の組分けの結果次第では、SSまでに真面目に志望校を考え直さないといけないかもしれません。仮に上位の学校へのすべり込みを期待したとしても、入学した後のことも考えてあげないとあまりにかわいそうです。