11/7/12 季織亭・冷やし(1200円)
11/7/12 季織亭・冷やし(1200円) posted by (C)hayabusanotsuji

7月12日。冷やし(1200円)

東横線沿線に住んでいるせいもあってか、小田急線沿線のお店はどうしても後回しになってしまいます。
渋谷を起点にして歩こうと思うと、必然、電車の乗り換えが必要になるので。
そのためか経堂も殆ど行っていない。

とはいえ、行ってみたいお店もそりゃあ山のようにあるわけで。
この季織亭が筆頭でした。

11/7/12 季織亭・外観
11/7/12 季織亭・外観 posted by (C)hayabusanotsuji

弁当屋からスタートしたというこちら。
素材を厳選し、体にいいものを提供するというコンセプト。

11/7/12 季織亭・貼紙
11/7/12 季織亭・貼紙 posted by (C)hayabusanotsuji

とはいえ、体にいい=美味しいとは必ずしもならないのが世の常。

11/7/12 季織亭・貼紙
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食品に対する安全性が一段と取りざたされるようになった昨今。

11/7/12 季織亭・貼紙
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美味しいと体にいいの間に、いかにして橋を掛けるのかがさらに重要になるような気がします。

11/7/12 季織亭・メニュー
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食に求められるものの高さは、必ずしも豊かさに由来ものではない。

11/7/12 季織亭・メニュー
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20年、30年前に誰がこんな時代が到来すると思っていたのだろう……と思いを馳せてしまうわけで。

11/7/12 季織亭・冷やし
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皿の到着です。

11/7/12 季織亭・冷やし
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見た目の派手さには欠けるものの、何故か物凄く美味しそうに見えました。

いただけば、圧倒的な美味しさや仰天するような仕掛けがあるわけではない。
本当に、じんわりと美味しい、冷やし中華といったところです。
でも、単なる冷やし中華と感じなかったのは、ワタクシが感傷的になっていたためなのでしょうか。
多分、そうではない。
心の籠った食べ物をいただいたときに感じる、暖かい何か、それがこのお皿にはあったような気がします。
勿論、麺は特筆的に美味しかったりするのですが、それ以上に単に味の話をしただけでは分からない何かがあったような気がしました。

11/7/12 季織亭・せりた煮干しらーめん
11/7/12 季織亭・せりた煮干しらーめん posted by (C)hayabusanotsuji

お友達の食べていたせりた煮干しらーめん。
煮干しらーめんという言葉から思い起こされる味とはまた違う。
でも、こちらの1杯にも、やはり暖かい何かがあるように思いました。

優しい、体にいい、ということが直ちに美味しいということに繋がるわけではないけれど。
もし、美味しいものに優しさや真心が込められているのであれば、そちらを選んでしまうというのも人の常のように思います。

あっという間に完食です。

ごちそうさまでした。