お酒には太りにくいお酒と太りやすいお酒があり、どんなお酒を選ぶかはとても重要です。

糖質の高いビールを飲むときに何を選んだらよいか、また痩せたいなら絶対飲んではいけない、高糖質で太りやすいお酒を紹介します。

 

ビールを飲むなら「糖質0」を選ぶ
 醸造酒の1つでもあるビールは、糖質の高いお酒です。なぜかというと、ビールの主な原料となるのは大麦で、でんぷんが非常に豊富。でんぷんは炭水化物ですが、炭水化物のうち消化されない食物繊維を除いたものが糖質だからです。

 

痩せたいならNG!飲んだらヤバいお酒
 焼酎や日本酒、ワインも、適量を守って飲む分には問題ないお酒ですが、絶対に避けたほうがよいお酒もあります。その1つが、アルコール度数の高い缶チューハイです。

 現在、販売されている缶チューハイは、アルコール度数が9%以上と、高いものが多く出回っています。果汁や糖類、炭酸、香料などが添加されているので口あたりがよく、ごくごく飲めてしまうでしょう。しかし、アルコールに換算すると実は相当な量。500ml缶を1缶飲んだだけで、ウイスキーのロックを4杯も飲んだことになるのです。

さらに、糖類などの添加物はもちろんですが、果汁にも注意が必要。果汁には単糖類の一種「果糖」がたっぷりと含まれています。糖が体に吸収されるスピードは分子の数が少ないほど速いので、最小単位である単糖類に属す果糖の吸収スピードは最速。よって、アルコールと糖質のダブルで肝臓へ負担がかかり、飲み続ければ知らず知らずのうちに脂肪肝を誘発してしまいます。

 

もう1つが、原材料のわからないお酒。先に述べた甲類の焼酎のように、連続式蒸留機で大量生産された安いお酒です。なぜかというと、値段の安いお酒は余計な添加物や、コスト削減による不純物を含んでいる可能性があるから。味わいが不自然だったり、不純物がアルコールの分解を遅らせたりと、悪酔いを引き起こしかねません。