早速の御利益??これまたスゴイ偶然 検査までの報告 | 結核からの小細胞肺癌の体験記

結核からの小細胞肺癌の体験記

余命三日の肺結核から立ち直したと思ったら、、
小細胞肺癌が見つかり治療開始、
戦前戦後の死亡率NO、1をリアルに体験中です(^-^:
同病を経験するかもしれない方のお役に立てるか分かりませんが
ブログにしてみたいと思いますので よろしくお願いします!

 

9/9金曜の朝のでき事

 

オレの「小細胞肺癌」で入院中の病院の

デイルームから、、どうやら、、どこかで聞いたことのある「声」がする、、

病院の先生や連れの声でもない、

オレが住んでるとこの近所で良くいく場所の「声」だ

 

なんと、

行きつけの地元のプラモデル屋さんの店長がお母さんらしき人と話していた。

 

オレは自販機の前でコーヒーを買うふりをしてよく人物の顔を見る、、

お互い目が合う

お互いマスクをしているので確認する、、すると店長が目をまん丸にしてオレを睨む、、

負けじとオレも睨みこむ(笑)

 

お互い出た第一発声が

 

「なにやってんのぉぉぉぉぉぉ!!!!!?????」

 

「ここで!?」「えぇ!?」

 

店長はオレが以前「結核」で闘病してたのを知ってるので

「また結核なん????」と聞いてくる

 

「違う 、、ちょっと癌になった」と冗談ぽく言ってみると

店長の目の前にいる車椅子の女性は店長のお母さんらしい、、

 

「オレのおふくろも 癌」

「おやじもここで入院してるよ 癌で」

 

「え!!!!???」、、とオレ

 

「んで〇〇さんは?(オレの本名)なんで入院してんの?」

、、と店長

 

「いや、、オレも マジ癌が見つかったんで昨日まで抗がん剤打ってたわ(笑)」

 

「え!!! みんな癌じゃん!!、、」と大笑い

 

「も~~~頼むよぉ~~~みんなぁ、、」と店長の肩が 落ちる(笑)

 

お母さんはステージ4でも、外来の治療で退院する予定を

看護師と立てることで面会に来ていたらしい、、

とても元気そうだった。

 

 

店長のプラモデル屋は今ではあまり見かけない個人経営の昭和の頃にはよくあった

ショーケースに完成品がずらりと並んでいる古風な店

オレはそこの常連なのです、なんというかガキの頃によくした、よくたむろする感覚なので

気持ち的に少年時代に戻ることが出来る空間、、自分に正直にオタク談義ができるところ

たぶん常人には何を会話してるか分からない専門用語が飛び交う

なのでつまらなそうにするツレれを一度も連れていくことはない(笑)

オレの秘密基地のような場所

 

ということで、看護師さんが来たためお母さんに「お大事に!」と挨拶し

 

オレ「また行くよ顔出すよ今月 退院するから 店に行くよ~」

 

店長「んもぉ~~ 生きとってよぉ~~ もぉ~~」

 

と大笑いしながらお別れ

 

 

んなこんなで、まさかこんな「縁」と出くわすなんて、、

オレってけっこうスピリチュアル的な直感に優れてるというか、

こうゆうこと

験を担ぐ(げんをかつぐ)ときによくあるんですよね、、

 

9月9日に物事を始めると良い事が起こるとの

お告げのお陰と言う事だったので、、よかったわ

 

それにブログ初日にイイネがついてて、、めちゃくちゃ嬉しい

「こんなに嬉しい事はない」アムロ

ありがとうございます

 

 

それと、入院前に家を出る際に玄関に珍しく蜘蛛の巣があって

「うぇ!!マジか!」と蜘蛛を殺そうと思った瞬間 「あ!」

 

たしか家に出現する蜘蛛は退治しちゃいけないと

何処かで見たり聞いたりしたことを思い出す、

そう、、蜘蛛は家のダニや微生物を食べて退治してくれてる

そして家の守り神的な存在、丁度長期外出するのだから

こんなタイミングってあるのか?、、と

 

なのでそのままにして家を出てきたのを思い出した

 

でも、、、帰ったら家じゅう蜘蛛の巣だらけだったら 

どうしよう、、(^ー^:

 

ま、、 いっか(笑)

 

 

余談はさておき

 

さて今回は「癌」発覚から入院前の検査過程までのご報告です

私の場合は「現局型小細胞癌」ステージで言うとⅡBとのこと
ブログ等ではあまり経験報告を見かけないため私の治療過程が

参考になればと思います!

 

今は「標準治療」と言うのが確立しているため病院差

(病院によって違うとか)はあまりないとのことです。

三年前 2019年5月25日路上で倒れて救急車で運ばれ
肺結核 極度の重症で手の施しようのない余命三日宣告をされました。
そこから奇跡的に回復し今に至り保健所からの指令で

経過報告のレントゲンを撮ることに。


そして現在2022年
7月25日 レントゲンに移った影を発見
速攻でCTを撮ってもらう、そして癌の疑いで検査などを始めることに

7月28日 医師からの報告は、どうやら急激に増殖した悪性の腫瘍 

 

癌の疑いが極めて強い


2021年1月に受けたCTには影も形もないが2022年7月までに
大きさ2,7センチまで増殖しているため
PETCTという癌を判定できる検査を勧められる

 

普通の癌は何年もかけてじわじわと増殖するらしいけど

オレの癌はそうじゃない可能性がある、、

8月1日 PETCTの検査を受ける

PETと言うのはCTに写った腫瘍が良性か悪性かを判定できる検査です。

8月3日 検査結果の報告 主治医は腫瘍の組織を調べるため生検 

気管支鏡で検査をしたいとのこと

その時点でまだ自分が「癌」だという事は分かっていませんが、、

先生の雰囲気で
「ああ オレは癌なんだなと、、」なんとなく分かる

8月12日~13日 検査のため入院 俗にいう気管支鏡検査と言うもので
管を肺の気官に入れ肺の病巣まで通し組織をえぐり取るそうだ、、

 

考えただけで痛いわ(笑)

でも不思議とオレの場合、「結核」治療の時に「痰」を

吐き出すために無理やり気官に吸引機を入れて
「痰」を強引に掃除機のように吸い出す行為、、もちろん麻酔なんかありません、、

 

イメージとしては
映画「スターウォーズ・EP3」で大火傷して手術を受けるアナキン状態、、

 

あの悶絶苦に似ている

なのであれに比べたら 麻酔のおかげほんと屁でもない楽勝でした、

 

やっぱ経験値と言うのはなんでも役に立ちますね!



8月24日  検査の最終報告 結果は 「限局型小細胞肺癌」

 

9月5日 入院決定!!


普通の人はたぶん目の前が真っ白か真っ黒か、それとも気を失うか、

夢でも見てるのだろうか?

「まさか 私が 癌??」 、、、と

でもオレの場合、「結核」の経験があると癌になる可能性は普通の人の5倍になる、、

と 

前に医者から聞いていた


「ついに来たか、、、」 覚悟はしていたと言えば嘘になる、、、


結核が治ってまず第一に思ったのは、、「癌」じゃなくて良かった~~と 

 

毎日毎日思っていた

だから内心は例えようのない恐怖がしばらく付きまとった、


「こんなボロボロの肺に癌なんか出来たら速攻で死ぬんだろな、、オレ、、」




でもなぜか全くと言って「死ぬ気がしない」「怖い」と思わない



「こうして現実として「癌」になったわけだけど、、結構普通じゃん、、

 

俺本当に「癌」??」な感じ


むしろ検査で見つかって良かった!! というかオレの場合

「血痰」や「喀血」の症状があったけど

それは「結核」の後遺症の可能性があると当時の主治医に言われたので 

 

それを信じていた、、、でもひょっとして 

 

 

それって「癌」の出現によるものなのかもしれない、、

なにせ「結核」中に「血痰」など一度も出なかったからだ。


なにせ「癌」は自覚症状が乏しいんで大半の人はそれに気づかず

進行してしまうパターンが多いのは当然なのかも
 
やっぱ一度、生死を彷徨ってきた経験から来る余裕なのか? 

ただなんとなく人の最後と言うのは想像以上に



「あっけない」




それだけは分かっている。(これは結核時に感じた自分の死について)

また追々詳しく書きますね。



とにかく「癌」と言う病気には「標準治療」というものがあるとのこと、

ネットや動画で色々見ると


その方法で「癌」治ってる人とか、延命して長生きして仕事までしてる人もいる、、

今まで自分が思っていた「癌」のイメージが全くと言っていいほど

変わった視点で見て感じている。


その「標準治療」でいいんか? ほんまか? なんか それ嘘やろ 

 

そんな安っぽい治療でいいんかい?w

「癌」と言えばひと昔は不治の病で=「死」と思っていたけど、、

今はとにかく治療ができる病気となっている、

「結核」の時は死ぬかと思った病気が、たったの4粒の薬を毎日服用で治った。


とにもかくにも現代の医療の進歩は底知れない凄さを持っている事を私は実感している。 

 

本当にスゴイです!

そして自分のカラダの回復力の不思議さもさらに実感しています  

 

すべては気の持ちようか?


なので、知らない間に「あれ?オレそう言えば肺癌じゃん!」と、

「いっけねぇいっけねぇ今日はお薬注射だった!?」

 と、たまに気づいて元気に暮らしてる イメージしか思いつきません(笑)


人生は山あり谷あり たかが「癌」とまでは言わないが、、

元は自分のカラダの一部だったモノが言う事を聞かなくなった状態、、

 じゃあもう一度自分のモノになってもらおう!!  

まぁ そんな軽い気持ちで楽しむのもオレの人生です。


と言う事は「癌に勝つ」と言う事はつまり  

「自分に勝つ!」と言う事でもあります


どうですか? なんか考えただけで気持ちが強くなれた気がしませんかね?

(^ー^)


今回は入院までの記録と気の持ち方を書いてみました、

次回は入院後の経過などご報告します、


それでは皆様のご快復とご幸福を祈って 失礼いたします。

 

あとで、、「蜘蛛の糸」ってググったら、、、

芥川龍之介の小説で天国から降りてくるんですね、、(笑)

 

めっちゃ微妙ですやんか~~!!??

(^-^: