150キロの鏡餅上げにかかる挑戦者
(23日午後、京都市伏見区の醍醐寺境内)
23日、京都市伏見区の醍醐寺では、五大力尊仁王会(ごだいりきそん・にんのうえ)の縁日で多くの参詣者が集いにぎわった。このひは、恒例となっている餅上げ奉納の日で、正午から女子の部、男子の部と、各地から集まった挑戦者らが、女子90キログラム、男子150キログラムの大きな鏡餅を上げて、力を五大力尊に奉納した。
取材を受ける男子の部横綱(上)と女子の部横綱(下)
(23日午後、醍醐寺境内)
女子の部と男子の部の餅上げ奉納が一通り終了した後、それぞれの上位者が表彰され、女子の部は滋賀県栗東市の女性が、男子の部は兵庫県尼崎市の男性がそれぞれ横綱となり、最上段の紅色の大きな餅一個を戦利品として得ていた。
御影(みえい)の授与や餅上げ奉納見物でにぎわう境内
(23日の醍醐寺境内)
23日の京都市内は雪の予報もあったが、寒いながらも日差しのある一日で、各地から訪れた参詣者らは、次々と参戦する餅上げ奉納の挑戦の様子を興味津々身守っていた。