私が具合悪くなると

苦しさに吐いたり唸ったりする時がある


翌日

どこが悪いの?


と聞いてくる


病名知ってるじゃないと思うけど

静かに症状を答えるだけ






その内

二人は私が具合悪い日は

外泊するようになった



物音が聞こえて疲れるそうだ



申し訳ないと思うと同時に

早くしんで迷惑をかけないようにしたいと

願っていた


でも私が自死すると

息子は苦しむだろうと思い

踏ん切りがつかない



二人が外泊してるときに

私が極端に具合悪くなっても

一人じゃ救急車も呼べないから

そのまま絶命すればいいや

なるべく苦しくなくいきたいな

と思ってた



私の人生で

楽しい日もたくさんあったし

好きな勉強もできたし

仕事も楽しかった


もう思い残すことはない



そのような毎日が続くと

身体は弱っていく

心も弱っていく


希望のない生活ー絶望ーは徹底的に

人を弱らせる



暗黒の日はずっと続いた