この話は、非常にきつい話です

朝から申し訳ないです


きつい話が苦手な方は読まないという選択肢もございます









息子を妊娠中に元夫は愛人を作り、外泊を繰り返し

生活費を以前より更に渡さなくなった




そして臨月間近に


離婚して欲しい


と元夫は言った






私が感染症にかかった時


結果を聞いた帰り道


元夫は車を止め


誰かと電話で話してる


相手は愛人


私の病気が大したことないと伝えてる


そいつら二人は

生まれてくる子供や私のことより自分らが心配






いよいよ臨月に入り産婦人科クリニックまでのタクシーに乗った時


私は聞いた


「お産だとタクシー乗せてもらえないんですよね?」


運転手さん

『お客さん、今日はたまたま私が運転してますが普段は乗ってないんですよ』と名刺を渡してくれた


『いつでも電話ください、夜中でもいつでも大丈夫ですよ』と


運転手さんは、そのタクシー会社の社長さんだった



滂沱の如く涙が溢れ出た






(元)夫に

生活費が無くなったと言えば


離婚する人間に金はやらないと


言われ



お産が始まったらクリニックまで乗せていってくれるよね?

と聞いても無言





そんな日々を送っていたので

その日、初めて会った方に心からの優しさと助けの手を差し伸べられて

極度の緊張の日々を送っていた私は感情が決壊した




当時はお産が始まったらタクシーは乗せてもらえなかったので、本当に有り難かった


嬉しかった






結局、お産当日、いやいやクリニックには連れて行ってくれたが


陣痛で苦しんでる私の傍で


少年サンデー


を読んでるだけ



時折様子を見にきた看護師さんに


『面会時間もう終わりですから』と言われ


即座に帰って行った男


そいつが息子の父親






すぐ近くに住んでいる親も、きょうだいも

お産が始まったと連絡しても


来ることはなく

(私が育った原家族は全員毒)







私は一人で息子を産みました