トレーニングの頻度について

<バックナンバー>
 
今回は、トレーニングの頻度についてお伝えします。
どのくらいの頻度でトレーニングをすればいいか?結構悩む方もいらっしゃると思います。
週1回では足りない気がするし、週4回では多いような。。。なんてことがあると思います。
 
それでは、筋トレを行った筋肉はどうなるのか?そしてどのくらい休ませればいいのかを見ていきます。
 

筋タンパク合成の継続時間

筋タンパクの合成トレーニング終了後48時間継続されるといわれています。つまり、2日間栄養をしっかり補給してあげれば筋肉は勝手に発達していくこととなるのです。
逆に同じ部位の筋肉を中一日で刺激するのはあまり意味がないこととなります。
タンパク合成が行われているのに筋トレを実施してもオーバートレーニングになる可能性が高くなってしまいます。
 

ミオスタチンについて

いきなり登場しました「ミオスタチン」ですが、これは筋肉を減らす遺伝子です。
そもそも人間のカラダでタンパク質は重要な器官に多く使用されており、筋肉等の骨格筋には必要最低限のタンパク質が配分するように制御される必要があります。
そこで登場したのがミオスタチンです。
具体的にはミオスタチンが増えると、筋タンパク合成が抑制されます。
 
一方でトレーニングで刺激を与えるとミオスタチンを減らすことができます。
つまりトレーニングは筋肉を減らすミオスタチンを減らすことからも筋肉を増やすことができます。
尚。トレーニングによってミオスタチンは50h後でも低下したままという研究結果もあり、少なくとも72時間(中3日)は同一部位のトレーニングはしなくてもいいと思われます。
 

まとめ

トレーニングをハードに行う場合は、中3日くらいかけないと回復しきらない可能性が高いので各部位を中4~5日程度で行うとちょうどよさそうです。
軽めに実施する場合は、筋タンパク合成が2日間続くので週2回程度やってもOK。
ただし、週1回(中6日)の刺激だけでは頻度としては少なすぎるかもしれません。