※ネタバレあり

☆☆☆☆☆

MCU13作目

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロンから1年後。

「キャプテン・アメリカ」の第3弾

MCU作品なので関連作を見てないと、ストーリーについていけないかも。

この作品でも新しいヒーロー(ブラックパンサーとスパイダーマン)が増えます。

スパイダーマンは権利の問題がクリアしての参戦となりました。

前作「ウィンター・ソルジャー」を見てないとスティーブがバッキーに拘る理由が分からないかも。

 

アベンジャーズは「エイジ・オブ・ウルトロン」や「シビル・ウォー冒頭」で正義の名のもとに、民間人に犠牲を出した事が問題となり、国際社会から批判を浴び、打開策として国際連合の管理下に置くことを規定する「ソコヴィア協定」を迫られます。

賛同派の「アイアンマン」と反対派の「キャプテン・アメリカ」をリーダーにアベンジャーズは別れ、そこに「ウィンター・ソルジャー」やアベンジャーズ分裂を目論み暗躍する男が絡み、シビル・ウォーは避けれない状況へ向かいます。

中盤の見せ場、空港での乱闘はお笑いありのヒーロー対決となっていますが、「ウォーマシン」ことローディの大怪我で幕を引きます。

ヒーロー同士の対決と言っても、最後は共通の敵が現れて共闘するんでしょ?って思ってました。

暗殺者だった頃のバッキーがアイアンマンことトニー・スタークの両親のカタキである映像を見せられ、トニーがキレない訳がない。

そのバッキーを親友だからと庇うキャプテン、そして二人掛りでアイアンマンをボコる。

もうね、凄く切なくなりました。

アイアンマンvsキャプテン・アメリカ、キャップがアイアンマンに馬乗りになり盾を振り上げた時、アイアンマンは咄嗟に腕で顔を防御します。盾はアイアンマンの胸のリアクターを破壊し勝利します。

トニーとスティーブの間にも友情はあったはず。咄嗟に顔を防御したトニーが可哀想すぎて・・・

「父の作ったシールドをお前が持つ資格はない」

トニーの叫びに、スティーブは盾を置いてバッキーと立ち去ります。

二人はブラックパンサーの故郷「ワカンダ王国」に匿われ、バッキーは洗脳を解く技術が見つかるまで冷凍睡眠に戻ります。

 

後日、スティーブからトニーへ手紙と携帯電話が届きます。

この内容がまたずるい。

「また必要としてくれるならば、いつでも友としてすぐに駆けつける」みたいな事が書かれてる訳です。

そして自分に味方してしまい刑務所に送られた仲間を救出しちゃいます。

 

アベンジャーズ分裂を計画した男「ヘルムート・ジモ大佐」は普通の人間で特殊能力はありません。彼はアベンジャーズが暴れたソコヴィアで家族を失い、その復讐のために暗躍していました。彼に父親を殺されたブラックパンサーは復讐の連鎖を断ち切るため、彼を殺さず逮捕します。

これまで強大な敵に勝利してきたアベンジャーズでしたが、一人の男の執念により分裂してしまいました。

これは「キャプテン・アメリカ3」であり

「アイアンマン4」であり

「アベンジャーズ2.5」であります。