話題のシリアルキラー展。
初日に行ってまいりました。
ネットのまとめ画像とかでよく見る有名な絵が目の前にあるんですが、
もうね。あれです。
ぜんぜん、ぜんっぜん違う。
実物から飛んでくる、
負のエネルギーがとてつもない。
「吸い込まれる」
なんてチープなものじゃない。
異質。意識が逸れかける。
どこか逸脱を想像させる。
物には必ず人が宿るんだ。
僕には。
どの絵にも、
見えるはずのない黒い点が見えた。
その穴は。
僕らと本当に、
はるか遠い遠いものなんだろうか。
考えて背筋が冷える。
正常と異常の違いって何だ。
自分だけは大丈夫。
そんな確信のもてる社会に住んではいない。
ある日いきなり、
狂気にのまれるかもしれない。
いやのまれたくない。
そうなりたくないからこそ。
深淵から目を背けてはいけない。
考えることを絶対やめたくない。
画廊で1900円の入場料は高いけど納得の充実度。
ぶっちゃけ持ち帰りたくない。
だってこわいもの。逃げたいもの。
でもこの生々しさは論理じゃない。
どれも常識の言葉の、外にあった。
僕が生まれたころにはもう人の死をその目でみる機会が減っていたし、フィクションの表現方法も規制されて、臭いものに蓋をした時代に生きている。
でも現実に。
人は殺されてる。
命は、人によって損なわれてる。
残虐なシリアルキラーたち。
彼らはどうして生まれたのか。
考えてもきっと答えは出ない。
いやむしろ。
答えが出たって止められない。
でも見つめたい。
人間の尊厳のために。
将来の営みのために。
http://www.vanilla-gallery.com/archives/2016/20160609ab.html
7/10までやってるみたいです。












