ブログ見てくれてありがとうございます。
松澤くれはです。
本番が来週末に迫ったので、
思いを綴りたくなりました。
僕は火遊びという演劇ユニットを主宰してるのですが、まだまだ多くの観劇ファンの方に、足を運んでもらってない気がしてます。火遊びは固定ファンやリピーターの多い団体だと思います。
いつも観に来てくださるお客様にはほんとに頭が上がりません。いつもありがとうございます。ほんとに支えられてます。皆さまのおかげで今日までやってこれました。
でも公演を打つ以上、新しいお客様にも興味を持ってもらいたいです。
それもあって前回からロングラン公演をやるようになりました。
次の『東京ドーピング2020』はバーでの公演です。
赤坂の【ライブアート】というバーを丸ごと舞台空間として使います。
ワンドリンク付きです。ビールやカクテル、ジュースまで有名どころは一通りご提供できます。
お客様はドリンク片手にゆったりと、登場人物と同じ距離で物語を観ることになります。
ゼロ距離演劇と呼んでます。
距離の近い小劇場の良いとこをもっともっと突きつめて、まるでその物語の「目撃者」のような体験をしてほしい。
お客さんには「観劇」ではなく、
「体験」してほしいと思ってます。
「また観たい」よりも、
「また来たい」が良い。
目の前の世界にいるかのような演劇体験。
それはけしてファンタジーや遠い世界の出来事じゃなくて。もし自分が当事者でも、主人公の葛藤や決断を共有できるような。
ありえなさそうでありえそうな、日常からほんのすこしの「火遊び」で逸脱したところ。
それを味わってほしく演劇をやってます。
バー公演やギャラリー公演は、劇場での本公演より肩の力を抜いた企画公演のイメージが強いかもしれません。
「火遊びは気になってるけどギャラリー公演なら今回はパスで」というご意見も聞きました。
でも多分しばらくは劇場で火遊びが芝居を作ることはありません。これからもギャラリー公演、バー公演の可能性を模索します。
火遊びはまず会場を決めます。
そのあとに僕がその場所にふさわしい脚本を書きます。そして役者さんをオファーします。
空間を作るのは人です。
登場人物とお客様の共犯関係。
互いに「いま、ここ」にいることの共有を大切にします。
どうして体験や共有にこだわるのか。
僕の創作の原動力は、
「どうやって生きていけばいいのか」
という悩みからきています。
誰にだってあると思います。
何も、特別な感覚じゃない。
生きていくなかで、いろんなことが起きて、余計なことまで抱えこんで、どうしたらいいか分からなくなるとき。
「もっと楽に生きれたらいいな」
って、しょっちゅう思います。
でも無理で、悩んで、抱えて、答えの出ないことを考えて頭がいっぱいになりながら、不安な夜を過ごしてる人はいっぱいいるはず。
どうにもならないことは、どうにもならないままかもしれない。
けれど、それでも生きてゆくために、一緒に前を向いて。
それぞれの生き方をともに考えたいのです。
ギャラリーやバーという限られた空間でしか生み出せない空気感があります。
劇場で観る演劇も好きです。
僕も劇場公演を何作もやってきました。
劇場には劇場の、ゼロ距離にはゼロ距離の良さがあり、後者の魅力を最大限に引き出した演劇を作ることが、火遊びを立ち上げた僕の目的です。
先日お世話になってるスタッフさんに、
「火遊びは劇場じゃないから初めて観に行くのがハードル高いかもね。観たら面白いのにもったいない」
と言われました。
まだ火遊びをご覧になったことのないお客様のうちに、そんな印象を抱いてる方がいらっしゃるかもしれません。
だからこそお待ちしています。
まだ知らないあなたと出会いたいから。
再演版ではさらにお客様に迫ります。
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<火遊び>pray.06
『[再演版]東京ドーピング2020』
2016年7月22日(金)~31日(日)
@Live Art(赤坂)
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【公演概要】
http://kureha.main.jp/?page_id=170
ただの宣伝になりたくなかったので、予約フォームは載せないことにします。上記サイトからご予約ください。
お読みくださり、ありがとうございます。
演劇が、人と人とをつないでくれました。
いつか直接お礼を言える日がきますよう。