クレハズム -20ページ目

クレハズム

松澤くれは公式ブログ。

備忘録です。

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大槻ケンヂさんの小説
『くるぐる使い』
舞台化させていただきました。

小説の舞台化は通算5度目。


舞台化作品はまず第一に、
原作への愛が大切だと思ってる。

劇作家のオリジナリティより優先されるべきは、原作へのリスペクト。

原作には何が描かれ
何をどう伝えたいのか。

しっかりと汲み取って三次元に起こしてゆく。
それが二次創作者最大の使命ではないだろうか。

その上で役者さんの魅力を最大限発揮してもらい、劇作家・演出家の僕が上演する意義を見出す。

巧いとか立派とか。
そんなことどうでもいい。

小説の行間を、どれだけ舞台の空気感に置き換えられるか。

人が魂を削って産んだものに手を入れるんだ。生半可な気持ちじゃ関われない。

今回も。
不安と熱意がないまぜの頭で。
丁寧に作らせていただきました。



久々にエンタメ演劇がやれて楽しかった。

原作ファンの方々にも嬉しいお言葉をいただけて、終演後にホッと緊張が解けた


かつて僕は小説に人生を救われた。

今だってそうだ。

小説が大好きだ。

だから自分の思うカタチで恩返しがしたい。


ちっぽけかもしれないけど構わない。
これからも、がんばります。



松澤くれは
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全ステージ、終わりました。

赤坂の闇にうごめく人間たち。

オリンピックの熱狂とともに、
脳裏によぎってくれたら嬉しい。




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4年後に会いましょう。
ブログ見てくれてありがとうございます。

松澤くれはです。


本番が来週末に迫ったので、
思いを綴りたくなりました。

僕は火遊びという演劇ユニットを主宰してるのですが、まだまだ多くの観劇ファンの方に、足を運んでもらってない気がしてます。火遊びは固定ファンやリピーターの多い団体だと思います。

いつも観に来てくださるお客様にはほんとに頭が上がりません。いつもありがとうございます。ほんとに支えられてます。皆さまのおかげで今日までやってこれました。

でも公演を打つ以上、新しいお客様にも興味を持ってもらいたいです。
それもあって前回からロングラン公演をやるようになりました。


次の『東京ドーピング2020』はバーでの公演です。

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赤坂の【ライブアート】というバーを丸ごと舞台空間として使います。

ワンドリンク付きです。ビールやカクテル、ジュースまで有名どころは一通りご提供できます。

お客様はドリンク片手にゆったりと、登場人物と同じ距離で物語を観ることになります。


ゼロ距離演劇と呼んでます。


距離の近い小劇場の良いとこをもっともっと突きつめて、まるでその物語の「目撃者」のような体験をしてほしい。

お客さんには「観劇」ではなく、
「体験」してほしいと思ってます。

「また観たい」よりも、
「また来たい」が良い。

目の前の世界にいるかのような演劇体験。

それはけしてファンタジーや遠い世界の出来事じゃなくて。もし自分が当事者でも、主人公の葛藤や決断を共有できるような。

ありえなさそうでありえそうな、日常からほんのすこしの「火遊び」で逸脱したところ。

それを味わってほしく演劇をやってます。



バー公演やギャラリー公演は、劇場での本公演より肩の力を抜いた企画公演のイメージが強いかもしれません。

「火遊びは気になってるけどギャラリー公演なら今回はパスで」というご意見も聞きました。

でも多分しばらくは劇場で火遊びが芝居を作ることはありません。これからもギャラリー公演、バー公演の可能性を模索します。

火遊びはまず会場を決めます。
そのあとに僕がその場所にふさわしい脚本を書きます。そして役者さんをオファーします。

空間を作るのは人です。
登場人物とお客様の共犯関係。
互いに「いま、ここ」にいることの共有を大切にします。


どうして体験や共有にこだわるのか。

僕の創作の原動力は、
「どうやって生きていけばいいのか」
という悩みからきています。

誰にだってあると思います。
何も、特別な感覚じゃない。

生きていくなかで、いろんなことが起きて、余計なことまで抱えこんで、どうしたらいいか分からなくなるとき。

「もっと楽に生きれたらいいな」

って、しょっちゅう思います。
でも無理で、悩んで、抱えて、答えの出ないことを考えて頭がいっぱいになりながら、不安な夜を過ごしてる人はいっぱいいるはず。

どうにもならないことは、どうにもならないままかもしれない。
けれど、それでも生きてゆくために、一緒に前を向いて。
それぞれの生き方をともに考えたいのです。



ギャラリーやバーという限られた空間でしか生み出せない空気感があります。

劇場で観る演劇も好きです。
僕も劇場公演を何作もやってきました。

劇場には劇場の、ゼロ距離にはゼロ距離の良さがあり、後者の魅力を最大限に引き出した演劇を作ることが、火遊びを立ち上げた僕の目的です。



先日お世話になってるスタッフさんに、
「火遊びは劇場じゃないから初めて観に行くのがハードル高いかもね。観たら面白いのにもったいない」
と言われました。

まだ火遊びをご覧になったことのないお客様のうちに、そんな印象を抱いてる方がいらっしゃるかもしれません。


だからこそお待ちしています。
まだ知らないあなたと出会いたいから。



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初演の舞台写真です。
再演版ではさらにお客様に迫ります。




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<火遊び>pray.06
『[再演版]東京ドーピング2020』
2016年7月22日(金)~31日(日)
@Live Art(赤坂)
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【公演概要】
http://kureha.main.jp/?page_id=170



ただの宣伝になりたくなかったので、予約フォームは載せないことにします。上記サイトからご予約ください。


お読みくださり、ありがとうございます。

演劇が、人と人とをつないでくれました。
いつか直接お礼を言える日がきますよう。