謹賀新年その闘いの記録 | クレハズム

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松澤くれは公式ブログ。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

演劇は頑張りますがブログはマイペースにやってゆきます。ターゲティングもない誰得駄文の平常運転でよろしければ今年も読んでやってください。

さて僕は故郷の富山に帰省して新年を迎えました。

新年といえば初大食いです。
初大食いとは、僕が毎年元旦の深夜にどれだけ多く食べられたかで1年の幸運をゲン担ぎする恒例行事です。人口に膾炙していることではありますが一応の説明です。

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2015年のスタート。
まずは屋台のベビーカステラ。既に眠そうですね。
空腹に甘いお菓子はぱくぱくいけます。余裕です。ぱくぱく。ぱくぱくぱくぱくー。

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大食いはスピードが命であります。
満腹中枢がシグナルを発する前に突破します。詰め込みます。臓腑がダメージに気づく前に、勝負を決する算段です。

年明け早々狂ったように血眼になって飯をかっこんでいる僕をみて、ラーメン屋の店主が話しかけてきます。世間話です。僕は焦ります。僕は空気が読めるので愛想をもって対応します。おやじギャグにも正確無比なツッコミを返します。
その分ペースが落ちます。それではいけない。脳が信号を送ってしまう。それではまずいのです。

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「にいちゃん食いっぷり良いから俺おごってやっちゃあ!」
ばりばりの富山弁とともに中瓶が出てきました。店主のサービスです。

なんということでしょう。
優しさです。人の優しさに触れました。
まさしく感謝の極み。新年早々ありがたいことです。

けれどもビールは大食い時には非常なリスクを伴います。腹にたまります。余分に腹が膨れてしまうのです。

だがしかし。人の善意をないがしろにするわけにはいきません。僕はビールをあおります。瞬く間に瓶のなかの琥珀色は底をつきます。僕は勝鬨をあげました(訳:お会計を支払いました)

外に出ると雪。
白銀の飛礫に見惚れている時間はありません。走ります。次の店へとはしごするのです。

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高校時代によく通った洋食屋のオムライス。というかこんな深夜まで営業しているのが謎です。頑張りすぎでしょう。まるで僕を待っていてくれたみたいです。自意識過剰です。美味しいです。青春の味がします。一緒に食べてくれたあの娘は元気でしょうか。結婚して子どもがいることでしょう。なぜ僕は独身なのですか。理不尽にも程があります。オムライスは美味しいです。

いよいよラストスパートです。

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博多とんこつラーメン屋にて富山ブラックを注文します。

とんこつ要素ゼロのブラックラーメンが出てきました。
少し前にラーメンを食べた記憶がよぎりますが、影の勢力による記憶の改竄に違いありません。サイドメニューの明太ごはんもろとも、一気に無力化します。

かくして戦いは終わりました。
でも。なんでしょう。何か違和感が残ります。

本当にこれだけなのか。
これで終わったのだろうか。

お腹は苦しいです。
本当に腹が苦しくて苦しくて気持ち悪いです。
でも。でもですよ。どこか自分で限界を設定していたことに気づきました。

諦めない。

2015年は僕にとって本当に大切な1年。
いま頑張らないでいつ頑張る。

この勝負、絶対に負けられない。

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というわけで滑り込みで吉野家へ。
もう何も考えていません。頭のなかは涅槃の境地。これは牛丼であって牛丼ではありません。虚無をも超えた「空」そのもの。
牛丼を食べている僕は、同時に、牛丼を食べていないのです。釈迦の教えを全身で体感します。

意識が回復したとき、目の前には空のドンブリがありました。


 【初大食い・総括】
ベビーカステラ、炒飯、ラーメン(醤油)、餃子、唐揚げ、瓶ビール、オムライス、サラダ、ラーメン(富山ブラック)、明太ごはん、牛丼(頭の大盛り)、牛皿



今年一年、よい年になりそうです。