二月三日が、旧暦の大晦日だったので、中国人の友人の叔父様の家で友人のご親族一同とともに年を越した。夕食を終えてから、表に出て花火を打ち上げ、11時過ぎから日本の年越し蕎麦にあたる餃子を食べ始め新年を迎えた。
お開きになったのが、1時半ころ。表に出て、タクシーを友人と一緒に拾おうとするが、これが全くと言っていいほど捕まらない。空車のサインを点けていて誰も乗っていないのにも拘らず、どのタクシーも全く止まってくれない。
タクシーを待っている間、表をよく見ると霧が出ている。私が友人に「今日は霧が濃いな。」というと、友人は「これは、霧じゃないよ。全部爆竹の煙だよ。」と答えたのには驚いた。町中に煙が充満するほど、爆竹を鳴らしているとは思わなかった。何もかもが、大陸は島国の日本とは、スケールがちがう。
結局、表通りでタクシーを拾おうと30分ばかりまっていたが、諦めて友人が叔父様の車を運転して帰ることに。引き返して、叔父様のお宅が見え始めたところで、タクシーがやってきて停まってくれる。
タクシーに乗って、運転手さんに何故、タクシーが停まってくれないのか尋ねてみると、「みんな、正月は仕事したくないから、早く家に帰りたいんだよ。」とのこと。じゃ、何で、空車サインを点けてるんだよ、突っ込みたかったが、このタクシーの運転手さんの責任ではないので,グッと我慢することにした。
友人は、「中国のこういうところが、僕は嫌いだ。日本のような、サービス精神が全く無い。」経済的には、上向きでも、この国が日本のサービスレベルに追いつくのは、まだまだ時間がかかるようだ。