第二子のドミノ移植の際の採卵で、胚盤胞になってくれた卵。
この卵を、どうするか。
毎年春になり、凍結胚の保管期限のお知らせがカトーから届くたび、それがもっぱら我が家の悩みの種でした。
正直第二子出産直後は、3人目は全く考えていませんでした。
3人となれば、物理的にも経済的にもかなり負担が重くなる。
何よりわたしたちの年齢。成人する頃の自分たちの年齢を考えると😨
当然、染色体異常も増えるわけで。
おっとは当初から気が向いたら3人目?なんて言ってましたが、わたしとしては何言ってんの?って感じでした。
でも、そうかと言って保管期限の書類を前にすると、破棄という決断もできませんでした。
胚盤胞への思い入れは、強いです。
一人目の時、受精すらままならず苦しんだ時期がそこそこあるので。
おっとは、どうするのかはわたしに任せる、といつも言っていました。
戻すとなると、わたしに大きな負担がかかるからです。
本音はチャレンジしたかったのだと思います。
とは言え、そもそも二人でも日々いっぱいいっぱい。こにもう一人加わるなんて、考えられるー??
現実的に無理だよね〜。。
今、答えは出せない。
とりあえず、延長してまた来年考えよう。
こうして結論を先延ばしにする事数年。
その間に子供たちも少しずつ成長。
楽になったな、と思える瞬間が増えてきました。
今ならイケるかも。
今年に入ってそう思えるように。
ただ新型コロナの感染拡大は止まらず、幼稚園も短縮が続くし新宿に行くのも憚られ、なかなか思い切れないでいました。
ようやく状況も落ち着き今しかない、と再開に踏み切りました。
再開が決断できた背景としては、おっとの協力が大きいです。
家事も育児も、本当に何でもやってくれます。
なので一人増えてたとしてもなんとかなるか、と思えます。
また二人の出産でお世話になった先生にもそれとなく相談してみたのですが、
妊娠を希望するならその時は全力でサポートすると言ってくれました。
ハイリスク妊婦確定だし、ましてや今は医療に負荷のかかっている状況だし、良い顔されないんじゃ?と思っていただけに背中を押されたような気持ちになりました。
不安要素は色々ありますが、長年のモヤモヤが晴れ、今はとてもスッキリした気持ちで、前向きに移植に向かう事ができています。
ちなみに、第二子の卒業後の経緯について簡単に触れますと、
一人目同様出産まで大きな問題はなく順調でした。ただ一人目と比べると、妊娠中はかなりしんどかったです。
予定日4日超過で、これまた一人目同様破水からの出産。3500グラムちょっとの男の子でした。