こんにちは、ナオミです。
ご無沙汰しておりました。アリゾナ から帰って来ました。
これから数日は旅行の話をしてゆきますね。
今回アリゾナ旅行に至ったのは
本当に偶然と言うか、ノリと言うか
知らないうちにいきなり決定したのであります。
と言うのも、UCCで今回旅した三人でお茶していた時に
トモエ嬢が「ナパ行かない!?日本人がやってるすっごい美味しいワインがあるの!」と始めたのがきっかけ。
お酒を飲まない私は
「私と行っても面白くないよ、呑める人と行った方が絶対楽しいよ〜」
と言って、他人事のように話していたのです。
この時は自分が旅行に行く事になるなんて
全然思っていなかったのですよね。
「どうせ行くなら私はアンテロープに行きたいなぁ」(遠い目)
と言ったらマサコさんが「そこなら私も行きたいな」とつぶやいた事で、
あれよあれよと言う間にアリゾナ旅行が決定したのであります。
こう言うのって本当にタイミングと言うか、
縁というか、つまりそういう事なんだろうなぁって思います。
でも本当はその時は、マジで行く事になるとは思っておらず
半分まだ他人事のような感覚でいました。
最初はラスベガスまで飛んで
レンタカーでグランドキャニオンとアンテロープに行く予定でした。
「どうせアリゾナに行くならセドナに行きたいなぁ」と言ったら
案外行けそうな距離だったのでセドナも行程に入れてもらったのでした。
さあ、行き先が決まったらまずは飛行機です。
「お得な直行便、若くは時間のロスが少ないやつ」というのをテーマに調べた結果、
ベガスよりもフェニックスに飛んだ方が良いという結論に至りました。
そこで選んだのがアメリカンエアラインです。
コナーフェニックス の直行便が出てて、往復$400.00位でした。
出発は夜の11時前。翌日朝7:30に着く便なので、
1日を有効に使えてそれも良しです。
飛行機の中で寝られない性格の私にはちょっとキツイかなと思いましたが、
スケジュール的にはバッチリのフライトだったので問題無しでした。
心配してたのが、JALなどの日本の航空会社に慣れきっている
温室育ちの私なので、
アメリカの航空会社はどうなんだろう・・とちょっと警戒していたのですよ。
だけど!機体も新しく、客席も日本のそれより若干広めで
フライトアテンダントも、
よくあちこちの動画で見るような
凄みを効かせた手荒な人もおらず、快適な旅でした。
ただ一つ、日本のと違うのは
座席が前方の人から搭乗が始まるという事。
これって効率的なのだろうか・・??と疑問ですが、まあ仕方ない。
コナからフェニックスまで、行きは大体5時間ちょっと。
窓から見える景色は、雲海の向こうがオレンジ色に染まって
そろそろ到着が近いのだと知らせてくれました。
さて、空港に着いてレンタカーを借りたのですが
レンタカーを借りる時っていつも
レンタカー会社の人と私らの決闘の瞬間だな〜とか思うのですよ。
「保険つけるでしょ!」
「いや、自分の車の保険があるから結構」
「もしなんかあったらこれだけ払わなきゃいけなくなるよ!今なら1日○ドルで安心だよ!」
「いや、結構です」
「アリゾナは一部法律が違うところがあるんだけどそれでも大丈夫アルのか!?」
としつこく畳みかけられるのですわ。
結局保険の追加はお断りし、
その代わりドライバーを三人にしたのでまあまあなお値段になりました。
さあ、セドナに向けて出発です!
途中目を見張ったのがこの、あちこちに生えてるサボテン達。
私にはどうしてもこの光景があるものに見えて仕方なかったのですが、
それは、
卒塔婆
だって〜おもむろにあっちこっちにニョキニョキ立ってるんだもの〜
だけどあれですね。さすが本土。
フリーウェイの法定速度が75マイルですよ。
75マイルって言ったら120キロ位ですか??
しかも大体みんな法定速度プラス5〜10マイルで走っているので
本当に怖かったです
その上、出口とかの標識がめちゃくちゃ分かりづらい!!!
120キロで走ってるのにそんなにすぐに車線変更出来ませ〜〜ん
フリーウェイの路面の状態もかなり悪く、
道路脇にはバーストしたタイヤの残骸があちこちに見られました
ハワイ島の田舎しか走った事がない、
オアフ島すら運転するのが怖いヘタレな私は、
シカゴやサンフランシスコでブイブイ言わせてたお二方にお願いいたしましたわ。
さて、ランチです!メサグリル。
ウェブで評判が良かったそうです。
私はフィッシュアンドチップス。
二人は奥のイカのリングと獅子唐のフライをシェア、それにスープ。
フィッシュアンドチップス、カリッと揚っててとても美味しかったです♡
それでね、レストランを出て氣がついたのが
ナンバープレートが前に付いてない事。
州によっては後ろだけで良いのだそうです。
ところ変われば・・ですね。
さあ、セドナが近づいて来ましたよ。
今回セドナでお世話になったのは
Bear LodgeというB&Bです。
オーナーは、なんとハワイ島ケアラケクア出身のご主人と
飛騨高山出身のマスミさん。
宿の中には只者ではなさそうな、
ビンテージ感を全身に纏ったテディベアがたくさん飾られていました。
これらは、見る人が見たらどれだけ価値があるかすぐわかるそうです!
ここのお宿、全てが本当に可愛らしくて絵になります。
窓際に吊るされているバードフィーダーには
ハチドリが餌を食べに来ていました。
共有スペースのリビングからは
こんなのんびりしたラナイに出る事が出来ます。
ダイニングには数年前に亡くなったワンちゃんの写真が飾ってありました。
私はこの写真を見ながら、
この子の、ご夫婦への愛が今も変わらずに常に注がれている氣がして
それが胸いっぱいに広がって来て思わず涙が出てしまいました。
なんて愛らしい瞳。
面白かったのが、この宇宙人の本。
どんな宇宙人がいるのかって色々絵と共に説明された本なのですが
興味深いのは付箋が貼ってあると言う事。
実はバードウォッチングの本も隣にあって、
宿泊客が見た鳥が本の中で描いてあったらそのページに付箋を貼っているらしいのですが、誰が付けたのかこの宇宙人の本にも付箋が一つ、また一つと増えていってるらしいのです・・・。
マジか・・・・。
先に言っておきますが、
今回の旅では残念ながら宇宙人にもUFOにも遭遇していません
部屋の中です。
今回はファミリールームというか、
ベッドが三つあるお部屋に泊まりました。
この他にある二部屋はそれぞれベッドは一台のみです。
この隠れ家的な小さなベッド、可愛い・・・。
反対側にも小さいベッドがあります。
リビングにはマスミさんのオイルがずらっと並んでいました。
セドナのオーガニックのオイルだそうです。
私はこの中の、パインコーン(松毬)の香りにものすごく惹かれました。
今回は一泊だけだったのでこのリビングで寛ぐ時間は無かったけど
次来る時は最低でも2泊、いや3泊はしたいなと思います。
この一帯は赤砂で出来た岩盤があちこちにあります。
それに宿泊客がサインをして帰るのだそうです。
あ、今気がついたけど、私たちがサインした石、
写真撮るの忘れてる・・・・
ご主人のお手製のリリコイジュースをいただきながら
ダイニングで雑談をした時に、
夕陽が沈む頃に行くと良いと言うスポットを教えてもらいました。
残念ながらこの日は厚い雲に覆われていて
夕陽や夕焼けに染まるカセドラルロックは見られませんでしたが
すごく癒される場所でした♡
さて、あまりにも長くなりそうなので続きはまた明日にします。
次回は、「マジか!あのおじさんに会えるとは!」をお送りします笑笑