Yahooooooooo!
初めまして、新人のミユ（アートディレクター）とシーボルドです
。つい最近オフィススタッフとして、新たにチームマサシに入団したふたりです。
我々の名前ったら似ていて覚えやすいので、名前だけでも覚えて帰ってください（昭和の芸人）。
ということで、今回はハワイ島の撮影と取材のためツアーに参加してきました！
まずは、
通称ビッグジンという白鵬
とほぼ同じ体格のガイドさんと一緒に13時すぎ、オフィスを出発です。
ビッグアイランドグリルでお弁当（この和食のお弁当は大人気
）をピックアップ
したところで……
お客様をホテルに迎えに行き、予定時間までの待機中に……
硬派でみんなの頼れるアニキ、
はぐれ刑事純情派的なうちのガイドの……
クニトウさんが……
クニトウさんが……
クニトウさんが……
ベビーなカーを引きながら
お散歩している姿を発見
車内でビッグジンさんと、わたしたち
絶叫〜〜〜〜！！
キャーーーーー
ミユさん談によるとクニトウさんっったらいつも
「俺は子育て
にノータッチだから。うん、嫁さんに全部任しているし」（凛）
ってタイプらしいのですが、一人でベビーカーを押しながらめっちゃいい笑顔でルンルンお散歩していたわけです。
そのときのクニトウさんの表情……
「ヤラレタ……」
クニトウ「ええ…はい……、なんか遠目に赤いバンが見えたとき、ﾔﾍﾞｪ……って思ったんですよ……。
やば！ 来てるし！ 社内で言いふらされる！ ってパニクりましたよ、マジで。
まさか遭遇するなんて思ってもみなかったんで……。しかも、なんか撮ってんすよ、あいつら」（回想談）
ええ、ええ、
ここぞとばかりに3人体制で抜かりナシ！
しっかり撮影させていただきました
愛妻家で子煩悩なクニトウたん！
ということで赤いバンは北へ北へと進み、お客様をピックアップします。
ガイドのビッグジンさんはのべつまくなしにひたすら喋ってガイドをするので、道中、お客様のひとりが
「ビッグジンさんって、昔、芸人さんとかされてたんですか？」
ってお聞きになってましたが、
お客様、違うんです、ビッグジンさんは喋っていないと死んじゃう病気なんです。ほかにもまっちゃんというガイドさんが同じ病気です。
閑話休題。
お客様を各ホテルにお迎えに上がりつつ、説明は続きます。
ビッグジン「ここらへんはハワイ州立自然エネルギー研究所（NELHA）という施設があり、海洋深層水でワカメを育てていて、そのワカメで鮑を養殖しているんですね。
ハワイ島の隠れた名物として鮑は大変に美味で人気が高いので、ぜひバーベキューなどで食べてみてください
」
みなさん！！！！ご存知でした？わたしは知らなかった！です！
ハワイ島の鮑は本当に大きくて肉厚で、滋養深い美味がまさに海からの奇跡の贈り物
興味がおありな方は、旧コナ空港州立リクリエーションエリアで（旧飛行場のコチラは本当にロコしか来ないビーチ。本当にだだっ広くて夕陽も綺麗なので人混みに疲れた時にオススメ）、
バーベキューができるので、ぜひ味わってみてください
（バーベキューセットは持ち込み、予約が必要です。そして有料です……ってﾊｰﾄﾞﾙ高ｽｷﾞｨｨｨｨｨ）
そうこうしているうちに16時ごろマウナケアステートパークに到着！
（
マウナケアステートパークとマウナケアレクリエーションエリアは同じもの。
たまにマウナケア山があるすべてのエリアがマウナケアステートパークだからレクリエーションエリアとはわからず迷子になったりする人がいるのですが、ロコ達はみんなマウナケアステートパークと呼んでるのでご注意ください）
追記：なんとこのツアーに行った翌日に公園の名前が変わりました……！！！！！！！！！！
“ロコ達はみんなマウナケアステートパークと呼んでるのでご注意ください（ﾄﾞﾔｧｧｧ）”
って、ドヤサドヤサと書いた翌日に公園の名前が変わるなんて、ペレ……（ハワイの火山の女神）。
ペレ様は関係ないけど、関係ないついでに、変更後の名前が、マウナケアステートパークとマウナケアレクリエーションエリア、どちらにも関係ない
Gilbert Kahele Recreation Area
です！！！！！
名前を変えてくれたからもう誰も迷子にならないね、うん！
それ以前にギルバートカヘレレクリエーションエリアって覚えられない！うん！
ヘレレクのあたりが難しいかな！
（追記：5/20/19）
ここでは夕食をとったりしながら高度順応のため1時間ほど休憩を取ります。
こちらの州立公園は標高2000mに位置しており、高度に慣れるため、そして高山病予防のためにもお客様の安全を考える上で、最適かつ必要な場所なんです。
なんの変哲もなさそうにみえるお弁当ですが、これが本当に美味しいんです
キャンプなどでの飯盒炊爨のごはんって、焦げてても冷めてても、最高！楽しい！大好き！ってなっちゃいますよね。そんな感覚でしょうか（褒めてる）。
景色と空気とお客様との楽しい交流に、前年比500％増しで食が進みます。ペロリでしたわ。
ビッグジンさんのオススメ、あったかいお味噌汁、そして食後には紅茶、
コーヒー、ココア、緑茶
あ、間違e……
あ、間違えました。こちらはまっちゃんでした。奥様手作りのふなっしーのニット帽を被っています。
こちらが正解の、食後はゆっくり風景でした。
このようにして高度だけではなく気温にも徐々にカラダを慣らしていきます。高度では1000m毎に約6度気温が下がるので、高度とともに寒冷の差にも順応していかなくてはならないのです。
そして出発！
標高2800mのオニヅカセンターというところでまで進み、ネイチャースクールが用意した防寒着（ジャケットと極寒パンツ）に着替えます。
そしてまた曲がりくねった、座席からお尻が浮くような道をガタゴト進みます。
世界に名を馳せ、ブラックホール撮影にも貢献した記憶も新しい
国立天文台ハワイ観測所すばる望遠鏡
が見えて来たら、頂上はもう直ぐです。
って……
出すんかい！
出しちゃいました！！！！！！！！（ｺｰﾙ＆ﾚｽﾎﾟﾝｽ）
せっかくここまで忍び難きを忍び、ちゃんと時系列で進んでいたのに……。
我慢できなくて、出しちゃいました！！！！！！
メインイベント！！！！！
マウナケア山頂の夕陽です！！！！
もうね、最初は我々、写真を撮るのにもちろん夢中だったのですが、コントロール不可能で既視感のない圧倒的な美を前にして、だんだん荘厳な気分になってしまい写真撮るのをやめて、じっと見入ってしまいました。なんならちょっと涙が……。
ネイチャースクールのガイドさん達は写真に関してはプロ級で、勉強熱心で、自腹で何台もの機材を揃え、土星の環や月のクレーターが見える望遠鏡を持っていたり、最近では56万円のカメラを買ったひともいます。
その名はクニトウ a.k.a 子煩悩（ｱｯ、言った）。
そして今回のガイドであるビッグジンさんも何年もマウナケア山頂に登る中で、インスタ映えという言葉じゃ足りないくらい映えまくる写真を熟知していて、“映えのビッグジン”という異名を持つほど、たくさんの素敵な写真を夕陽前に撮影してくれます。しかもビッグジンさんはムーンボウ（夜のレインボウ、月虹とも）のガイドとしてハワイ島で知らない人はいない、名物ガイドさんなんです
↑
こういった写真が、どうなったか…は、ぜひコチラをご覧ください。
絶対見てください！ なにとぞ……なにとぞ……。
わたしもこちらのネイチャースクールのブログで数々のガイドさんの映え写真を見て、ここで働きたい！ って思ったくらいなんですから！
素敵な写真をたっくさん撮影してもらえるのも、このネイチャースクールの強みなんです（鼻を膨らませながら鳩胸をそらせて）。
感動の夕陽の後は、場所を変えて本日のメインイベントのツートップ！ 二本柱！ 星空観測です！
移動の理由は、このマウナケア山頂では日の出前の30分と、夕陽後の30分以降は立ち入りが禁止されているのです。
それを聞くだけでも、ロマン。
マウナケア天文台群という第一級の天文台と望遠鏡が世界各国から集結しており、
学術的にもとっても意義深い場所であり、観光客がいると天体観測にも影響が出てしまうんですね。
そしてハワイアンの聖地のため、我々は立ち入らせていただく立場だから。
そんなところも、ロマン。
そして、この山頂は年間を通してほとんどが雨が降らず乾燥していること、可視光、赤外、サブミリ波の観測にとってパーフェクト
で天文学者たちが恍惚の表情でｱｹﾞｱｹﾞになっちゃう場所なんです。
ロマンがダダ漏れですね。
ということで、移動後、レーザー光線でたくさんの星座や月を見せてもらいます。
生まれて初めて自分の生まれ星座である蠍座をくっきりみて、自然に「おぉぉお」と声が……。悠久なる星々を前にして言葉になりません。
ギリシャ神話なども交え、12星座以外の星座も……そして！！！！
日本ではほとんど見られない南十字星の前で記念撮影！
帰路に着いているとき、お客様が仰ったことにスタッフであるわたしも深く首肯しました。
お客様「いろんなツアーを見比べて、ちょっと割高かなと思ったんだけど、いま振り返ったら、マウナケア山頂も夕陽も月も星座も盛りだくさんだし、すべての瞬間が楽しすぎて逆に安すぎる！ ってめっちゃ思ってます
」
この言葉にすべて集約されています。
むしろこの言葉だけでいいﾔｰﾂって思ってます。
なのに3783文字も書いてごめんなさい。
だけどこの初めてのツアーを通してわたしがなにがいいたかったというと、
本当にこれに尽きると思います。
大人になると経験が増えていき、なにを見ても既視感のあるモノにしか出会えなかったり、せっかく海外に旅行に行ってもガイドブックで見たものの答え合わせの旅になったりして、見た瞬間に感動で涙が出てくる、なんてことが少なくなったりします。
既視感のないモノが見てみたい！
答え合わせみたいな旅はもう飽きた！
カラダが動かなくなるような圧倒的な美を自分の目でみて脳みそに刻み込みたい！
と思った方はぜひ、ハワイ島へ！ ハワイ島に来たなら、これもなにかのご縁ですし、どうせなら、ぜひネイチャースクールにいろいろご相談ください！
って……
いいこと言ってたつもりなのに、最後いやらしく終わってしまった！
ごめんなさい（反省）。