妊娠経過~34 新生児室がコワイ。 | 『新種・負け犬』の私が産んだワケ

妊娠経過~34 新生児室がコワイ。

9th Jan 2005

医師の検診があって、当初、最短2週間程度で退院できるかも?

ということだったので、尋ねてみたら、たいへんなことに。

何故か分からないけど、医者が怒った。

「言うとおりにしてればいいんですよ」

=「はい、退院です。と言われるまで何も聞かないでください」

=「いずれにせよ、寝たきりなんですから…」


ということなのか。

入院生活もちょっと慣れてきたし、痛みも大分治まってきたし、

もう、退院したいのに…お金もかかるし。

そんなに怒られたら、ちょっとへこんだ。

久しぶりに、仕事とか会社の人達以外のことで泣いた。


(そういえば、年明け年賀状が結構応えて泣いた。

 大体、年末休みに年賀状を書いて送ってくれるものだから、

 体調のことはみんな知らない。そんな状況だと、全然戻ってこない。

 一番応えたのは、チームで面倒みていたにもかかわらず、

 こっちが出したにもかかわらず、

 向こうが後輩なのにもかかわらず、、、、、(しつこいって)

 出して来ない奴。大抵「女」。

 かなりへこんだ。こういう時に出さないのって、向こうにしてみれば

 「あんまり好きじゃないし、まっ、いっか」程度のことなんだろうけれど、

 タイミングが悪いといいますか…ハッキリ言って、人格疑いかねない気分に

 発展してしまいます。

 もう、半年以上たった今でも、アイツには二度と親身にはならないし、

 多分、今後誠意をもった対応はしないであろう~と思ってしまいます)


大部屋入院仲間は、そういった医師とのやりとりは全部筒抜けなのですが、

「元気だして~」と言ってくれて、また、涙が出ました。ありがとーーー。


で、やっと医師から、少しだけ、歩く許可をもらえたら(トイレ以外はダメだった)、

下のフロアにある新生自室に行こう!と誘ってくれた。

「赤ちゃんみてると、元気でるから…」って。うるうる。

で、行ってびっくり。

元気がでるどころか、正直、なんだか、怖くなってしまった。

うまく言えないけど、

初めてみる新生児の大群(しかも2500~2600gくらいで出生した子ばかり)に

本当に恐怖を覚えて、一刻も早く帰りたくなってしまった。

何故だろう、、。

小さくて、人間になっていない気がして、「私は抱けない!」と思った。

あんなに泣いているのに、放っておかれるなんて、虐待みたい!と思った。

う~ん、というか

もし、私の子もあんなに小さかったら責任重大すぎてコワイ。

と思ったのかも。

とにかく、初回の新生児室巡りは、私にとっては、辛かった。

次の機会に期待をしよう…って感じでした。