ひとの話を聞け!第二弾。 | 有爺のご意見箱

ひとの話を聞け!第二弾。

ひとの話を聞け!

第二弾は日本酒の話。

龍力の本田龍祐さんと神戸大学の山下洋子先生の対談。聞き手は下ネタな合いの手をさせたら人類最強の湯川カナさん。

とにかく本田さんの話がマニアック過ぎて面白かった。少し誤解していた日本酒のこともよく分った。
いちばんは、日本酒って米の種類で味が違うと思っていたし、そういう売られ方をしているけど、じつは土壌の違いこそが味に出るものだそうだ。
それを実験的に、同じ品種のコメで生産地は近くだけど土壌が違う三地区の米で醸造した日本酒の飲み比べで実感させてもらった。そして、味の違いが出る土壌の違いも解説してもらったけど、ここは意味はわかっても専門知識がないので理解ができなかった。

でも、舌は正直。
たしかにドラスティックに味が違うのだ。

本田さんの話はとにかくテンポが良く何度もくったネタのようにオチまで澱みなく引っ張る。
放っておいたらひとりでずーっと話していそうなひと。

山下先生はお顔に似合わない純正の神戸弁でときおりお淑やかに栄養学的な解説や自論を挟んでくれる。

湯川さんはホンマにファシリテーションの天才。瞬時に状況を把握し、ツッコミもボケも1人でこなしてしまう。

かくして2時間では足りないくらいのもうちょっとやってよな満足感を得ることができた。

掘り炬燵式のテーブルに4人ずつの席順だったが同席の方々も話しやすく、人見知りのワシもたくさん話すことができた。
いろんな方と知り合うこともできた。

体温が上がっちゃったので会場の近くのホームグラウンドのBARで軽く飲んで駅地下のスーパーで晩ごはんを買って、チベット村へ帰ったのであります。

次回は来月。

ひとの話を聞け!シリーズは続く。