こんにちは、Mayです
バタバタしており1ヶ月更新が止まってしまいました。
(そのため、今後一旦数ヶ月更新を減らすかストップします)
2024年元日から不幸な出来事が
続いており胸が痛い方も多いと思います。
私もそのうちの1人です。
羽田の事故当日、
私はANA羽田行きの搭乗手続きを済ませ、
セキュリティ通過後のエリアで待っていました。
しかし、羽田の事故によりキャンセルとなり、自力で昨日東京へ帰ってきたところです。
ANAの判断が速く大変助かりました。
特に交通機関で働かれる方々に対して、年末年始の帰省を支えてくださったこと、大変な災害の中で臨時便等の交通機関を提供していただいたことに感謝しています。
そして地震被害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。
行方不明となられている方も無事に発見され救助されることを願います。
地震の犠牲となられた方々、そして羽田空港の事故により殉職された海保の乗務員の方々に私も手を合わせました。
こんな時に色々記事を上げていいものかと思うけれど、私も世間もこの事故を忘れないうちに数回に分けて書きたいと思います。
ペットの被害について
これを先に書かせてください。
ワンちゃんと猫ちゃんが
被害に遭ってしまったと聞きました。
飼い主さんの苦しみが和らぐようにと心から思います。
私は以前、国際線のGSとして
ペットのハンドリングを何十回も行いました。
(私は犬などを引き寄せているのか、他の係員の10倍はチェックイン手続きをしていた)
皆様から預かったスーツケースなどの手荷物をコンテナに搭載するエリアにも頻繁に行きますが、そこでペットはケージに入れられて待機している訳ですね。
落ち着いている子ばかりではないです。
(私が働いていた会社はペットへの配慮があり、なるべく最後に搭載してあげていたり、待機している際にも快適な環境に置かれています)
一緒に旅したい気持ちも分かります。
私だってそうしたいですから。
でも、、、
そうであれば
新幹線や車での移動を強くお勧めします。
もしくは、ペットホテル、信頼できるご家族ご友人に預けるのも良いと思います。
「それじゃぁ旅行ができない」
と思う方はペットを飼育する資格がないです。
スターフライヤーは
機内で一緒にペットと乗れるスターフライヤーですが、規約には緊急時には置いていくよう明記されています。
私もGSとして、
チェックイン中のお客様に
「死んでも責任は負わない」
という誓約書にサインしてもらう度に、飼い主さん(お客様)の表情が変わる場面を見てきました。
緊張が走ったり、躊躇されたり、
しっかりと説明を聞かれたり真剣にサインされます。
また、犬のコンテストだか何かわからないですが、それで飛行機に乗せるのも反対です。一番理解ができるのは海外赴任や移住先に連れていく時のみです。
大型犬は難しさもあり、国に帰る時はプライベートジェットでの移動をしている友人もいました。
(犬と一緒に乗れて、他の同じような方との相乗りのサービスがあったりします。そこまで高くないです。人間も含めて100〜200万程度)
ペットを置いて逃げるなんて出来ない
スターフライヤーを例に出しましたが、大切なペットを置いて自分だけ逃げることはできないと思います。
みんな、規約を無視してでも一緒に降りると思います。
私がその場にCAとして居合わせたらどうするだろうかと考えました。
自分が預かって脱出させてあげるか、抱っこしている飼い主さんを見て見ぬふりをすると思います。
助けられるペットを見殺しにした自分を一生責め続けると思います。それならクビになる方がマシです。
しかし、規約は規約ですから、上記のようなことを言っている私は組織人として失格なのかもしれません。
犬のせいで人間が助からないことがあってはならないと思うけれど、せめても客室に一緒に乗ったペットは緊急時は一番最後の脱出でいいから一緒に出られるよう規約が変わってほしいと思います。
では、また次回。
(非常時の脱出について)
May