娘がうまれたとき、この子は絶対私は守るっと誓いました。
娘が幸せに暮らせるようにと0歳から幼児教室に通わせたり、小学校受験をしたり、
良かれと思ったことを様々してきました。
しかし、親が考える娘の幸せと娘が考える幸せは違いものでした。
中学生になったとき、娘に「ママを恨んでる」と言われました。
そのとき、はっとしました。
娘は親にかけられる大きすぎる期待に応えようとがんばりすぎて、
爆発してしまったのです。
よく考えれば、無意識に自分の思い通りに育てたくて、
小さいから私の価値観を押し付けていたことに気づきました。
そのときから、娘の考えに任せようと決意しました。
娘は、中学でオーストラリアのホームステイに行き、
さらに高校でオーストラリアに3か月滞在しました。
この短期留学が娘を変えました。
オーストラリアの自由さにひかれ、絶対にオーストラリアに留学する
という気持ちで勉強し、メルボルン大学に合格しました。
今は伸び伸びオーストラリアで生活し、明るい笑顔が眩しいくらいです。
やはり、子供の幸せは子供が選ぶもので、親が与えられるものではありません。
しかし、親が与えてきた「世界で活躍する人になってほしい」という想いは
自然に伝わっていたのだと思います。