Aloha!
アンジェラです♪
おかげさまで
泣きべそアンジェラは
無事ホノルルに戻りました
そのときの様子は
次回にお届けしますね
本日は
コミックエッセイを
お楽しみ頂ければと思います
今回の日本一時帰国時に
感じた気持ち・・を
4コマに込めてみました
ハワイからお届けする
月2回(月初めと半ば)連載の
ゆる〜いコミックエッセイ
【4コマ漫画】
私のハワイ生活の色々を
クスッと笑っていただけたら
嬉しいです
『アンジェラの
クスッと
笑えるハワイ生活』
第19話
「ハワイにはもう
来れないであろう父」
〜頑張ってくれた父(グランパ)〜
私の父は飛行機が大の苦手！
なので
海外旅行は行ったことが
ありません
父はある日
くも膜下出血を発症しました
ダディとちよと３人揃って
日本の実家に帰省中のことでした
すごい偶然？！
私はお風呂上がりに
頭が痛い痛いと転げ回る
父を目の当たりにし
かなり動揺したのを
覚えています
尋常ではない状況・・
私と母は
救急車が来るまで
父を落ち着かせることに
全力を尽くしました
すると弟がやって来て
その後ようやく
救急車がやって来ました
救急車は迷っていたそう
救急車の中で私は
父が眠ってしまわないように
号泣しながらも
精一杯話しかけ続けました
父は朦朧としていて
「パパ！頑張って！」
「もう直ぐ病院に着くよ！」
「分かる？私ここに居るよ！」
「眠くても寝ちゃダメだから！」
あの時の父の顔は今でも忘れられません
兄は救急車を追って
救急病院まで駆けつけて
来てくれました
・
・
・
それは
ちよが1歳半頃のことでした
それから3年ほど経ち
幸いにも父の経過は順調で
体に不自由な後遺症も
言語障害もなく
安定していました
記憶に曖昧な部分はありました
そんなある日
父は
一大決心をしてくれました
飛行機に乗って
私達に会いに来るというのです
私が密かに望んでいた
私達のハワイでの生活を
見に来てくれるって？！
それは嬉しいけれど・・
私はとてもびっくり
と言うか
おっかなびっくりでした
やはり
脳の手術を経験しているので
苦手な飛行機に乗って
何かあったらどうするのか？！
と心配で・・
「いや、無理しない方がいいよ
私達がまた日本に行くから！」
と伝えましたが
父は
「もう決めたよ！」
と言うのです
一方の母は
飛行機は全然平気な人
ハワイにも何度も来ていますし
なんなら
ハワイから一緒に
ラスベガスに行ったことも
あるくらい
そんな母が
「パパがそこまで言うんだから・・」
「私がついてるから大丈夫！」
と・・
父は機内食もそこそこに
トイレも一度は行ったかな？
と言うくらいにガチガチ
手はぎゅっとグーで握りっぱなし
とにかく
緊張のし通しだったそうで
頑張ってくれたのね
そんな父も我が家では
のんびりとリラックスしてくれ・・
近所を散歩して街並みや
景色を見たり
私達のいつも行く海や自然に触れ
また
ショッピングなども
一緒に楽しんでくれました
父はハワイの
色の濃い空や緑の植物が
とても輝かしい！
と感動していました
そして
「ハワイはすごく日差しが強いけれど
木陰に入ると不思議なくらい
スゥーッと涼しくなるね
これは日本にはない感覚だ！」と
嬉しそうに話していました
その後も日本に
里帰りしたときには
率先して小学校の
一時転入学の手配をしてくれたり
一時転入学とは・・海外からの一時帰国時にも
日本の学校で勉強ができる制度
ちよはグランパととても
波長が合うようでいつも
キャッキャ🎶と喜びながら
遊んでもらっていました
そんな父は今
認知症が進んでいます
悲しいけれど・・
仕方ないこと・・
歳を取るってそう言うこと・・
あの頃・・
ハワイに来てくれたときのこと
まだ若かった父のことを
思い出すととてもとても
胸が張り裂けそうです
私達を思ってくれた父
何とか元気なうちに
ハワイへ
私達の住む街へ行こうと
一大決心をしてくれたことに
とても感謝しています
親って有り難い・・
