Aloha!
アンジェラです♪
バタバタ続きで
少々遅れてしまいましたが
本日は
コミックエッセイを
お楽しみいただけたらと
思います
ハワイからお届けする
月2回連載のゆる〜い
コミックエッセイ
(4コマ漫画)
私のハワイ生活
クスッと笑っていただけたら
幸いです
投稿日は
月初めと半ばです
『アンジェラのクスッと
笑えるハワイ生活』
第15話
「Masaとりんご」
〜絆は生まれるのか〜
先月の6月
娘の卒業式に
日本から駆けつけてくれた
私の兄 Masaが
我が家に滞在中だった
ときの出来事です
普段から来客の苦手なりんご
やはり吠える吠える
もちろん人間ではない
りんごには
「マミーの兄弟だよ」
と言っても
理解できるはずもなく
犬であるりんごは
知らない人が
家に入ってきたら
吠えるのが本能だろうし
また
怖さもあいまって
防衛本能爆発!なのは
仕方のない事なのでしょう
私たちは
どうしたものかと
色々考えて・・
Masaにりんごの
お世話係になってもらい
早く慣れてもらおうとしました
だけど
なかなかりんごの
ガードは固く
簡単には気を許して
もらえそうには
ありませんでした
Masaは犬が大好きだし
犬にこんなに吠えられる
経験などなかったので
どう対応して良いか
困っていたと思う
・
・
・
私達兄弟が幼少のころ
「チビ」という
秋田犬&シェパードMix
を飼っていました
チビは
どんどん成長して
大きくなっていったけれど
ずっと「チビ」と
呼んでいました
私たちはまだまだ
幼かったけれど
犬のお世話を通して
生き物・動物という命の
大切さや尊さというものを
学んだ気がします
散歩に連れて行ったり
ご飯をあげたりする
日常の何気ないことが
とてもいい経験に
なっていたと思います
暑い夏には
庭にいるチビに
蚊取り線香を
焚いてあげたり
水浴びをさせてあげたり
寒い冬には
犬小屋に毛布をたくさん
敷き詰めてあげて
雪が降ったら
広場で一緒に思い切り
走り回りました
チビが病気になって
死んでしまった日
まだ小学生だった私は
現実を受け入れられなくて
途方にくれました
Masaは嗚咽しながら
「墓をつくってあげるんだ」
と言って大きなシャベルで
土を掘っていたのを
今でも鮮明に覚えています
・
・
・
昔の記憶が一瞬
私の頭の中に蘇ったとき
Masaの気持ちはきっと
りんごに伝わるだろうと
思いました
だから
焦らず急がずでいいと
いつもは
デリケートで
大人しいりんご
だからこそ怖くて
吠えているのだろう
「君は誰?
何でここにいるの?
ボクは怖いんだ!」
と訴えているのかも
しれません
全身を使って
ありったけの力で
吠えるのでとても疲れて
いただろうと思います
Masaは諦めず
静かに優しくお世話を
してくれていました
その後・・私は
Masaとりんごはきっと大丈夫!
などと思ったのは
過信だったのかもしれない
と諦めかけていました
しかし
Masaが日本に帰国する
2日前のこと
Masaがいつものように
りんごにごはんを
あげようとしていたとき
??
あれ?
りんごが吠えていない
??
わぁ〜!!
すごい!!
と
ダディもちよも
Masaも私も
みんなで
目と目を合わせて
嬉しさを表現しました
大きな声で
「やった〜!!」と騒ぐと
りんごが何事かと驚くので
ビックリして吠えてしまうかもしれないので
アイコンタクトで
私たちはニンマリとして
喜びました
りんごには平静を装って
すごく嬉しかったです
そして
残りの二日間
りんごは
たくさん遊んでもらって
一緒にお昼寝までする
仲になりました
Masaも
「やっと仲良くなれたと
思ったらもう帰国だね」と
とても残念がっていました
そして
Masaがいなくなった日
りんごは
ソファーを見ていたので
ドキッとしました
Masaとお昼寝していたソファー
急に
いなくなったこと
理解できないよね
ごめんね・・
また会えるといいね
前回/第14話はこちらです↓