天国と同じような場所

今日のアラモアナビーチ。

旅立ちに相応しい

藍を溶いたように明るい空。

多くの著名なクムフラ(フラの師)から

お姉さんのよう慕われていたクムフラ、

Leināʻala Kalama Heineさんの

お葬式がマジックアイランドで

行われました。

ハワイのお葬式は

セレブレーションの意味が色濃く、

涙もあるけれど、亡くなった方の人生を

みんなでお祝いしましょうという趣き。

多くのフラ界の重鎮の姿がありました。

Leināʻalaさんと親交の深かった

我がクムのもと、光栄なことに私達も

一曲ジョインさせて頂きました。

最後はたくさんの船やカヌーで沖にでて

遺灰を海へ。

岸辺から見守る人達はチャントでお見送り。

ハワイの歴史の絵本を見ているようでした。

当たり前なのだけど、

人間は誰しもいつかは死んでしまうのだなぁ

なんて考えながら

マーク・トウェインがハワイを表現した

言葉を思い出していました。

「平和な島。美しい島。
　かぐわしい夏の日が続く場所。

　善人がここで死んでも、

　同じような天国で目覚めるだろうから、

　違いに気づかないだろう」

そうだといいな。

どうぞどうぞ安らかに。

ALOHA