正にガラスの10代・・・ Bleak Night 番人【韓国映画】 | 寄り道だらけ

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韓国ドラマとか韓国映画とか

何気に選んでアマプラで視聴。

イ・ジェフンにパク・ジョンミンも居た~っOK

 

 

「Bleak Night 番人」

原題:番人 파수꾼

2010年 監督:ユン・ソンヒョン

        (狩りの時間)

ある少年が死んだ。普段息子に無関心だった少年の父は、息子の突然の空白に

とても混乱して1歩遅れた罪悪感と無力さから息子ギテの詩を追いかけ始める。息子の机の引き出しのなかに保管されていた写真の中にはドンユンとヒジュンがいる。しかし学校を訪ねて行ってやっと知った事実は、ある子は転校していたしある子は中退して葬儀場に来なかったという。

 

 

ギテ  イ・ジェフン

 

母親が居なくて忙しい父とも過ごす時間はなく

寂しい生活のギテ。

虚勢を張る事で自分の位置を保っている様な危うい高校生。

「ファッション王」で初めて見た時はオム・テウン似のこの方苦手だったわ~っアセアセ

「建築学概論」「シグナル」で克服したのよね。

 

 

ドンユン ソ・ジュニョン

 

3人の中で一番自分の気持ちを素直に言葉に出来てたんじゃないかな~

好きな子には好きと伝えられるし。

ソ・ジュニョン久しぶりに見たわ~っ!ドラマ

「乾パン先生とこんぺいとう」「銭の戦争」「空くらい地くらい」

などなど昔よく見た顔よ~っ!!

ミスチル桜井さんちっくな目元で好きよっ!

 

 

ペク・ヒジュン(ベクヒ) パク・ジョンミン

 

パク・ジョンミンこれがデビュー作らしいわ。

最初から堂々たる演技だわ~っ。

私が彼を初めて見たのはドラマ「君たちは包囲された」

3枚目役だったな~この時。

今じゃどんな役でもこなすよね~

これから演技をちょっとお休みすると聞いて驚いたわ~

 

 

ギテの父  チョン・ソンハ

 

忙しく過ごして息子との関りを持てずに居た父

失ってからやっと息子の事を知ろうと息子の友達に会いに行く

希望を失った様な父・・・気付くの遅かったよね~

私の中でぐっさんなこの方。個人的に史劇の方が映える方って思ってます。

 

 

セジョン  イ・チョヒ

ドンユンのガールフレンド

 

可愛かったよ~っ!!好きだわ~イ・チョヒ

「六龍が飛ぶ」のカップン!!「愛の温度」や

「一度行ってきました」で可愛らしい役見せて来た~っ!!

今回はドンユンの彼女役。

 

 

ボギョン  チョン・ソルヒ

ギテ達と一緒に男女で出かけたセジョンの友達

 

皆で出かけた内の1人。ベクヒは密かに彼女に想いを

でも彼女はギテが気になる。

 

 

息子の死の真相を知りたいと学校に出向き、息子の友達に会い息子について聞き出したい父

そんな所からのスタート

 

ギテ(イ・ジェフン)とドンユン(ソ・ジュニョン)は中学からの付き合い、高校に入ってからベクヒ(パク・ジョンミン)も加わりつるんでいる仲間

廃駅でキャッチボールをしたり戯れる3人。

 

この廃駅が何とも言えず雰囲気があるっ!!

 

この撮影風景の写真見てウケる私っ爆  笑笑い

「ニュートピア」見てる方はもうお分かりですねっ!!

そう、パク・ジョンミンがチェックシャツ着てたっ!

アナタやっぱり理系男子っおいで 今回はチェックシャツの上に白シャツ着てないのね~って笑い

 

女子と3対3でお出かけ~

中華街でご飯食べたりと楽しそう。

その中のセジョンとドンユンはお互い気がありその後付き合う様に~

もう一人のボギョンの事をベクヒは好きなのよね~

でもボギョンはギテが好きみたいでかいがいしくご飯をとってあげたりするのよっおいで

それをじっとり見てるベクヒとドギマギするギテ・・・

 

その後ほんのちょっとした行き違いから徐々に関係が崩れ出していくの。

ギテは母親が居なくて父親も留守がち・・・

明らかに愛情不足な感じ泣

人から愛情受けて来てないので相手に対しての愛情のかけ方、

距離の取り方とかが分からない

不器用男の上、プライドが高いガーン

クラスで番を張っているのもただ威張って居たいんじゃなくて注目を浴びたかったのよね

自分の感情を伝えるのも下手で、上手く行かないと友達であろうと暴力で感情を吐き出す。

でも本当は友達を失うのを超恐れていて・・・常に虚勢を張って番長で居る事で

自分の存在を証明するような子。

 

そんなラージヒル(鼻)ギテと

 

鼻デカベクヒ(パク・ジョンミン)

鼻対決おいでは本当に些細な事でお互いを誤解してそして葛藤するも

相手に素直に伝えないままどんどんこじれて行く・・・

2人の不穏な空気を見かねたドンユンがギテに話を聞こうとするも

何でもないと取りあわないギテ。

 

コンプレックスの塊の様なギテの意地やプライドが元になって親友たちとの関係が

徐々に崩れ始めて行く様子を淡々と見せて来るこの映画。

見せて行く間に時代も行ったり来たりする手法。

でも分かりにくいといった感じは無かったな。

 

小さな勘違い誤解から取り返しがつかない位の溝を作ってしまうまでの間に

いくらでも話し合う時間はあった筈なのに、お互いのプライドを譲れずに

理解し合うどころかわざと非情な言葉を吐いてその溝を決定的なモノにしてしまったのよ

 

ベクヒは高校を転校してしまい、ドンユンは中退

こじれた関係のまま別れてしまいギテの自殺という最悪の終わりを迎えて

関係の修復はされる事無く終わってしまっていて・・・

居なくなってから息子の死の真相を知ろうとする後悔を背負いまくった父も

もっと一緒にいる間に愛情注げなかったものかしらと哀しくなる。

 

淡々と描かれる友情が壊れて行く様子、父親が息子の友達に会って真相を尋ねるも

答えが出る訳でもない流れ。

ギテの孤独と壊れてしまった友情が取り返しのつかないものになってしまった事への

苦しみが溢れていて見終わってもなかなか戻って来れないでいました。

 

この映画ハユン・ソンヒョン監督が映画学校在学中に制作したインディーズ映画だそう。

この雰囲気っ!!凄いわっ!

第32回青龍映画賞、新人監督賞受賞キラキラ

イ・ジェフンも第32回青龍映画賞、第48回大鐘賞で新人俳優賞を受賞キラキラキラキラ

 

 

 

 

 

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