前々回の記事 において、「人生とは・・・フンコロガシだ!!!」と書いたところ

想わぬ反響をいただきました(笑)


コメントにてアテナさん から


「なんでフンコロガシはふんをころがすのでしょ?」との素朴なご質問にお答えしようとしたのですが


どうにもこうにもコメントスペースでは足りなくなってしまったため、


今回記事にさせていただきます( ´艸`)


(アテナさん、こんな記事で名前出しちゃってスミマセンm(_ _ )m)



まずは名前についておさらいです。


フンコロガシは、別名スカラベ・サクレといいます。


和名の別名を聖玉押黄金虫(ヒジリタマオシコガネムシ)といいます。


聖なる玉を押す黄金虫なのです!


聖なるものなのです!!


(スカラベ以外にも糞虫は沢山の種類があります)



では何故糞をころがすのか?


理由の一つ目は、それが食料であるということ。

他の糞虫などに取られないように、またはその糞を出した哺乳類などに踏まれないように、

安全な場所で食べる目的があるのではないかと云われています。

二つ目には、それが家になるということ。

実はフンコロガシは、糞に気に入ったメスを乗せて


お気に入りの場所まで連れて行き穴を掘ります。

なんと、彼らはその中で交尾を行うのですね~。

その際に、大きな糞であればあるほどメスを惹きつけやすくなると云われています。

そしてオスは風と共に去り、

メスはその中に卵を産みます。

そして2ヶ月もの間卵を見守り、そこで息絶えます。

・・・オスの事はさておき

・・・愛ですね~!!



ちなみに鹿で有名な奈良公園などでは、年間300トンもの鹿の糞が出るそうです!

そしてそこには50種類以上のフンコロガシが生息しており、

彼らによって分解された糞は綺麗に土に還るのだそうです。

オーストラリアでは羊や牛などは外来種であり、

彼らのやわらかい糞を在来種の糞虫は食しません。

そこで起きた問題が・・・牧場に大量の糞が溢れる!という事態でした。

それを救ってくれたのが糞虫なのです。

牧場が糞で溢れる

牧草が枯れ草地が減っていく

大量のハエが発生し家畜に伝染病が広がる

羊や牛などの糞を食べてくれる糞虫を輸入

牧草地の安全が守られる

まあ原因は人間なんですが、人間がやらかしてしまった事を

フンコロガシが救ってくれたんですね~。

虫ってすごい!

生命ってすごい!!

フンコロガシって最高ぅぅぅ!!!(←!?)



まあここまで書いてきましたが、

金輪際フンコロガシを題材にして記事を書くことはないでしょうね(^▽^;)

ついでなんで書いておきましょう。

なぜ太陽神と同一視されるくらい神聖な虫になったのか?

スカラベが糞を転がす姿を見て、古代エジプト人は

「天空を太陽が移動していくようだ」と観じたらしいのです。

そして糞は地中に沈み(太陽が地平線に沈み)

そして
卵から孵ったスカラベが地上に姿を現す新しい生命として地中から這い出してくる)

ここで古代エジプト人は「再生」の象徴としてスカラベをシンボルに使ったのですね!

うわ~、勉強なったわ~!

多分、友達内では一番フンコロガシに詳しい男となったハワイちゃん。

僕はどこへ向かっているのでしょうか?

(°Д°;≡°Д°;)どこ?どこ?

なにはともあれ今日はここまで!

皆さんアデュ~!


☆viva happy life チュッ( ´з`)ノ⌒☆