熊本の被災者の方、まずはお見舞い申し上げます。
 もう地震から1週間経ってしまいました。本来先週の土曜日熊本で、日本青年会議所不動産部会の例会があったのですが、地震のため当然中止に。最もその日は、別の要件があったので行くことはできなかったのですが・・・
 中越地震や東日本大震災の時もそうでしたが、おそらく本会の方から支援の依頼が来るかと思います。ただ震災後の法律相談って、需要があるのかな?
 中越の時は、そもそも相談会自体行われることを地元の方は知らなかったし、東日本大震災は、津波、原発事故と複合的な問題もあり下手なアドバイスは、却って迷惑になりそうな感じだったし。最も「相続」や登記に関する特例は、話は別だったけど。
 どこもそうだけど地震で家が倒壊、それに伴う生活再建、当事者にとって大変だと思います。
 特に今回、熊本市はともかくそれ以外の市や町はおそらく高齢者が住んでいる一戸建てが多く倒壊したと思われます。おそらくその方々に住宅ローンはないものの、家の建て替え費用どうするか?住宅ローンを組める若い人が同居しているのならまだしも、高齢夫婦だけという世帯では、銀行も融資しないだろうし。もちろん当面の生活費は、行政やボランティアの方からまかなってもらえるだろうけど。今回の震災で陰に隠れてしまったけどまだ、東日本大震災で仮設住宅にお住まいになり助けを必要としている人や原発事故でいまだ帰れない人もいるし。
 そんな中おとといの「特ダネ」出勤前にちらっと見ていたら、芸能人の告知、寄付、被災してつらい状況など記載したブログやツイッターに過剰反応して炎上させているバカ者たちのことが取り上げられていた。
 本当に過剰反応するのは、バカだと思う。
 芸能人の告知→経済活動だから当たり前なのに「そんな時に何やっているんだ」との批判。
  →なら上記の通りいまだ東日本震災で被災し戻れない人はどうなんだ!
 芸能人の寄付→売名行為の批判
  →だったら批判する奴は何らかの形で貢献しているのか!最も寄付なら出来る範囲でやればいいし、被災地へのふるさと納税ならお礼ももらえる役所もあり2000円を除き税金が控除になるから一石二鳥だし。
 熊本の芸能人のつらい気持ち→お前だけじゃないとの批判
  →なら一般の人がこのようなブログを書いても批判するのか?

 政治の世界もそうだけど、なんか日本から寛容さがなくなり、全体主義的な発想をもったバカが台頭してくるのが怖い!