あけましておめでとうございます。

最近は、Face BookをチョコチョコUpしているのでアメブロを開くことは少ないのですが、たまにはと思い書いてみました。


 といっても、日々似たような毎日なので書けることも少ないのですが・・・


 まずは、今年の目標!

 仕事面では、資格者の採用。以前も何度も入ってもらっていたのですが、なかなか合わない。 

 正直小さな事務所なのであまり高給は出せないが、あまり残業もなく分業化されていないので、他の事務所よりは、入所当初からの裁量の余地が大きいのが長所と思っているのだが、船井総研に言わせるとそうでもないらしい。

 勿論高給が出ないことは、短所であるが、自己の裁量が大きい分自分で判断できていいと思うのだが、逆にそれが不安になり、かつ不安に思わないのであれば仕事の怖さを知らないか、優秀で独立してしまうというのが、船井総研の見解だ。確かに前者は、そねもそも採用しないし、後者であればうちの事務所に来ること自体あり得ない。

 つまり上と下は、採用の対象外。

 したがって中間層の採用となるのだが、その中間層は、基本的に大手事務所に持っていかれてしまうので、それらの事務所が採用を控えているとき以外こちらに人は回ってこないのか?


 特に今回(場合によって以降も)の採用は、まだ少し早いものの事業承継の準備でもある。ここ2年くらい地元の大手司法書士事務所のトップが高齢で引退したり、死亡したりでいつの間にか事務所がなくなっていたり、承継の準備不足で顧客が流出して規模が小さくなっっているのを何件か見たことが、きっかけである。子が引き継ぐのであればまだいいが、うちの場合第三者に引き継いでもらうことになるので、ある程度の時間が必要だと思うからだ。

 最も自分も、合併して石川先生(木戸先生)の事務所を引き継いだ経験がある。職員ごと引き継ぎ、かつ準備期間がなかったので、相当苦労した。

 苦労の原因の1つとして、相手方の職員は、根底にうちを救済したと思っている。逆にこちらは、誰も引き継ぎ手がないので、失業させないようにとの思いがありかつ給与については、旧石川・木戸両先生の顧客の売り上げから払えばいいと思っていたが、急な引継ぎでの顧客流出や、合併などで吸収され吸収先の司法書士に仕事を取られたり、時代の変化で登記の全体数が減ったということもありそれでは、職員の給与が捻出できなくなった。当然そのままでは、じり貧になってしまうので、日々新規顧客の開拓は続けてきたので、売上自体は減ってはいないが、旧石川・波戸事務所から引き継いだ顧客は、今や少数だ。勿論その間過払い金バブルや、高齢化社会を迎えての成年後見業務へのシフトでの対応もできた。

 しかしこれは、自分はできても引き継いだ職員にとっては、たとえどんなにベテランであろうと、初めての業務であり結局その分野では、戦力にならない。最もそれが幸いして、過払い金バブルの際そこにあまり投資をせず、終局に向かった際倒産しないで済んだという側面もあるが。


 したがって短期的な視野で見ると、うちの事務所に入ってもある程度の実務経験をしてしまえば、ゴールが見えるという感じだが、ベテラン職員も年齢が年齢なのでまだ10年も勤めるとは思えないし、仮に資格者が今入って10年も経てば顧客との信頼関係も構築できるであろうから、その段階で自分が脇役になり、更に投資用を含めた住宅ローンを完済すれば事務所を辞めフィリピンに移住するか、まだ元気があれば、山梨に移住し菜園程度の農作業をし、のんびり一人事務所として改めて現地で開業したいと思っているのだが。


 雇われる側としては、どのような条件が一番いいのだろう?