資産運用の世界にも
「流行り」というモノがあります。
その時代で
流行る投資商品がある。
投資信託にも流行りがあって
保有している銘柄を見ると
購入した時期が分かるほどです。
先日資産運用コンサルで
「投資信託をずっと持っているけれど
資産がふえるどころか減っている」
とのご相談を受けました。
投資の内容を拝見したところ
数円前に流行った
投資信託を
流行りが終わっても
ずっと保有しているようでした。
流行りにのって
投資を始めるのもいいのですが
ちょっと悲しいのが
流行っている投資商品は
廃れる時期が来ることです。
流行っている時は
購入する人が多いから
値段が上がって利益が出る。
しかしその流行が終われば
その投資商品は
少しずつ廃れていき
ずっと保有していても
資産が増えなくなったりするんですよね。
例えば私の知ってる
投資信託の流行りで言えば
「オーストラリア等資源国関連のもの」
「通貨選択型のもの」などがありますし
ロシア系も一時期
かなり人気になりました。
当時投資初心者の方も含め
多くの方が購入したのではないかな。
ある投資信託が流行ると
一斉に金融機関で販売されるようになり
雑誌などでも
もてはやされるようなり
どんどん購入者が増えていきます。
そしてその流行った投資信託に
陰りが見え始めたら
他の流行を作られて
違う投資信託が今度は売れるようになる。
そんなことを繰り返しているので
流行りにのって
投資商品を買うのはいいのですが
流行った投資は
長期保有するのに向いていません。
なので流行りの投資商品を買う時は
売る時期に目安をつけて
出口戦略を立てておかないと
いけませんね。
流行りの
投資信託を持つのもいいですが
ある程度結果が出たら
サッサと解約して利益を確定すること。
こういったことが
大事になってきます。
「投資信託をやっているよ～」
という人は
自分が保有している銘柄が
どんなものに投資をしているのか
パンフレット等を見れば分かりまので
チェックしてみてください。
もし先進国や
株や債券など基本的なモノに
投資をしているものではなかったら
今一度資産運用プランの見直しを
してみましょう。
投資信託を持っているのに
全く資産が増えない理由は
流行りものの投資信託を購入して
その流行りが廃れてしまったからかも
しれません。
保有している投資信託の名前が
ちょっと変わっていたり
投資先が先進国の株や債券ではないと
表示されていた時は
早めに資産運用の見直しをして
お金が増えそうな投資商品に
組み替えていきましょう。
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